晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

南紀 黒蔵谷③ 我慢の林道歩き 2017.07.24

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やっとついた・・


<メンバー>

<山域、形態>

<コース>
泊池(6:30)~支流~林道(7:30)~突合(12:15)
 
<天気>
晴れ

 今日は出来れば避けたかった林道歩き16kmが待ち受けるので早目の出発。泊地の対岸にある支流を遡れば林道に出るはず。最初はチョロチョロ流れていた水もすぐに枯れてしまった。

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取り付いた支流

 急斜面のガレを登るのも厳しくなってきたので左の植林斜面に逃げる。急斜面をひいひい言いながら歩くが、なんだか敗走しているみたいで力が出ない。

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植林斜面を登る

 林道へのエスケープは約1時間。後は気の遠くなりそうな距離をテクテク歩くだけ。体力の消耗を避ける為、なるべく日陰を選んで歩く。ゆるい下りだったせいか何とか歩き続ける事が出来た。紀伊半島雄大な山並が唯一の慰めだ。

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果てしない山々

 途中で休憩をしながらゆっくり下ったので車まで5時間弱かかってしまった。後は渡瀬温泉で三日間の汗を流して愛知に戻る。

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やっとゴール・・

 赤石沢のサブプランとして転進してきた黒蔵谷だったが周回コースをあきらめ、通常1泊2日のコースを2泊かけて遡行するはめに・・。

 原因はパーティーの力量不足だが、この辺を完全に見誤っていた。赤石沢に挑戦していたとしても多分3日では抜けられなかったかもしれない。

 挑戦する姿勢はいいけどしっかりとレベルアップを図らないといけないと強く感じた。焦りは禁物、こつこつとやって行こう。

 参加の皆さんありがとうございました。がんばりましょう。