<山域、形態>
比良 沢登り
<コース>
ヘク谷出合(8:30)~ヘク谷~小女郎ヶ池(15:50)~坂下集落(17:50)
~ヘク谷出合(18:00)
<天気>
晴れ
6月に入ったがまだ梅雨には入らない。この好天を無駄にしてはいけないので今日もせっせと沢ノボラー育成に努める。
今日の行先は比良の秀渓ヘク谷。初級向けとあるが、比良でも滝登りが楽しめる楽しい谷だ。暑くなってきたのでシャワークライムを楽しもうという算段。メンバーは、沢デビューのMグチ、2回目のVルス君、2年生のMっちゃん、Kじさん、私の5人。
途中、登山口までの移動でアクシデントがあったが、何とか許容範囲の遅れで坂下トンネル横の駐車スペースに到着。すぐに準備をして入渓。
入渓すぐの様子
そのうち、小滝が出て来るのでまず濡れるのに躊躇しないよう、積極的に水線を行く。
濡れるの怖がっちゃだめだよ
そして今回は期待の成長株Mっちゃんにルーファイしてもらう事にして私は後からついて行く。Mっちゃんは基本、突き進んでしまうので危なくないように軌道修正をしながら進む。
Mっちゃん先頭
ガンガン進む
後に続け~
滝がどんどん出て来るので(しかもちょっと手強い)どんどん登る。ヘク谷は2回目だけどこんなに滝登ったかな~って感じ。
滝だらけ
Mっちゃん奮闘中
これは流石に登れません
MグチもVルス君のしっかりとついていく
核心の12m滝もMっちゃんトップ。「大丈夫です~」というので任せたけどちょっと苦戦している。
核心の12m
フリーで取り付くMっちゃん
後ろについてフォローしたが何とか登り切った(すごい!)。せっかくなので後続はロープを出して確保してもらった。
セカンドをビレイ中
次に現れる15mは難関なので私がリード。左のルンゼを少し登り、テラスをトラバース、流れ左側の凹部を登って中段でメンバーを引っ張り上げる。みんなしっかりと登って来る。
難関の15m
そこから上に抜けるのが厳しかったので左から巻く事に。結構上まで追い上げられたので、谷に戻るのに懸垂下降をした。まあこれも練習だ。
懸垂で谷に復帰
谷は徐々に水流が細くなり、穏やかな雰囲気に。18m滝を左から巻き上がると小川のようになって来た。ここまで来るとみんな余裕が出て来たようだ、小滝に打たれたり釜で泳いだり、ワイワイと楽しみながら遡行していく。
流れが小さくなってきた
18m滝は左から
ワイワイと楽しむ余裕も
左に植林帯が現れ、朽ちた小屋跡が見えると源流は近い。水の枯れた巨岩帯はVルス君、Kじさんに先頭を行ってもらう。
小屋跡
水が涸れた巨岩帯
巨岩帯を抜けると穏やかな草原になる。谷筋を見極めながら登って行くとドンピシャで小女郎ヶ池に飛び出した。
穏やかな源流
小女郎ヶ池
時間は16時、たっぷりと時間をかけて遊んだのですっかり遅くなってしまった。もう人気の無い池で記念撮影をした後は坂下集落へ向かって一気に下って行く。
沢ガール 二人
集合写真
登山道の下りはあっという間で7時間かけて登って来たところを2時間足らずで降りてしまった。あー楽しかった。
初級向けの沢だけど鈴鹿とは一味違うスケールを持つ比良の谷。最初は少し苦労するかなと思ったけど、みんなしっかりと登ってくれて頼もしいばかり。これからどんどん楽しい沢へ行きましょう。
参加の皆さんありがとうございました。