晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

藤原岳 福寿草を探して  2017.03.11

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春はもうすぐ


<メンバー>
サークル 3人

<山域、形態>
鈴鹿 ハイキング

<コース>
大貝戸登山口(7:15)~藤原山荘(9:35)~展望丘(9:5010:10)
~藤原山荘(10:2010:50)~大貝戸登山口(12:40)

 少し嫌な出来事があり、歩いて頭を冷やそうと思ったのでTBっちが企画してくれた藤原岳福寿草探しに乗っかる事に。最初は花を探して道なき道をウロウロしようと考えていたら、下山後に用事のあるTBっちにあっさり却下された。表道往復は何の面白味も無いけど心を無にして歩けば気も晴れるかも。

 少し早目に大貝戸に着くとまだ駐車場には余裕があった。まだ花には早いとみんな思っているのだろう。静かな登山口を出発する。

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大貝戸を出発

 空気は冷たく、気持ちがシャンとしてくる。5合目を過ぎたくらいで早くも雪が出て来る。こりゃ花は雪の下だなあ。

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雪が出て来た

 8合目からは冬道を通り9合目まで。思ったとおり花は雪の下だが空は快晴で気持ちがいい。

 
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下界が見渡せる

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もうすぐ小屋

 登山口から2時間と少しで藤原山荘に到着。時間が早いので登山者は数人程度。小屋には入らずそのまま展望丘を目指す。

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新しいトイレと展望丘

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真っ白の展望丘

 積もったばかりの雪を踏んでサクサクと展望丘まで登る。何回も来た場所だけど気持ちがいい。頂上で記念撮影。

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記念撮影

 あとは藤原山荘に戻って小屋の外で小休止。表道を戻ると9合目で雪の下から顔を出している福寿草のつぼみを見つけた。春はもうそこまでやってきているんだ。

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藤原山荘の周り

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福寿草のつぼみ

 福寿草も見たからには節分草も見つけようと(登りですれ違った人が咲いていたよと教えてくれた)目を皿のようにして登山道の脇を探すがどうしても見つけられなかった。仕方が無いので集落の中にある群生地を見学する。

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節分草

 以前は毎年のように足を運んでいた鈴鹿福寿草。今年は見に行く予定は無かったがやっぱり来て良かった。いろいろと思い悩んだ時は原点に帰るのが一番だなと思った今回の山行。企画してくれたTBっちありがとう。