御在所 藤内沢は雪の階段 2017.02.12

藤内沢３ルンゼ

<メンバー>

サークル　7人

<山域、形態>

鈴鹿　ハイキング

 

<コース>

スカイラインゲート(8:55)～裏道入り口(9:25)～藤内沢出合(10:55)

～藤内沢～山上公園(13:15～13:45)～中道～裏道分岐(15:00)

～裏道(15:15)～スカイライン(15:40)～スカイラインゲート(16:05)

　風折滝からの帰宅は深夜になってしまった。翌日の予定は雨乞岳へラッセルトレーニングだったがさすがに辛い。急遽、行動時間の短い藤内沢へ変更した。しかし、7人中4人が風折滝からの連荘。みんな好きだねえ。

　スカイラインのゲート前にはたくさんの車。雪もタップリなのでゲートから少し離れた路肩に車を停めてスタート。

ゲートからこの積雪量

　雪のたっぷり積もったスカイラインを裏道登山口を目指して歩いていると橋の建設現場にぶち当たる。スカイラインと湯の山温泉をつなぐ橋らしい。これで少しは湯の山温泉も人が来るようになるのかしら。

湯の山大橋？

　裏道に入ってもかなりの積雪量。しかし日曜日という事もあってトレースはしっかり。遊歩道を歩いている気分だ。

車が雪に埋もれている

これは少し緊張する

まるで雪国のよう

　裏道入り口から1.5時間で藤内沢出合へ。ここでアイゼン、ハーネスを装着して藤内沢へ入る。北谷を横切るルートにもトレースがしっかりついていて楽ちん。

藤内沢への入り口

　トレースを辿り、テスト岩まで。藤内滝の横の氷柱の脇を登れるかなと思ったけど雪が多くて断念。上の巻き道では先行パーティーが何やら苦労しているようだ。

藤内滝下で記念撮影

　定石通り右岸の尾根から藤内滝の巻きにかかる。細いトラバースルートは少し崩壊しているようで足元がおぼつかない。

　先行パーティーのリーダーがロープを固定し、メンバーを通過させるのに四苦八苦している。見ればピッケルを持たず、軽アイゼンにスノーシューという方も見える。うーん、今日は良いとしてあれでは苦労するだろうなあと思いながら見守る。適当な所で追い抜かせてもらい藤内滝上に。

中俣を見送って藤内滝の巻きへ

トラバース完了

　藤内滝の上に出て驚いた。谷が雪でびっしり埋まっていて楽しめるはずの蝙蝠滝下の段差もただの雪の斜面になっている。ふつうにトレースを辿ってあっさり超えてしまう。

ありゃ、埋まっている

　見せ場がなくなったのでマイナス滝に寄り道したりわざとトレースの無い所を歩いてみたり、少しでも楽しもうと頑張る。

ラッセルの練習

滝見物

　それでもトレースを辿って登って行くとあっという間に３ルンゼに到着。ここはアイスクライマーの花盛りだった。

黙々と登る

大賑わい

登ってますねえ

　アイスクライマーをしり目に樹氷の中を山上公園まで上がる。山上公園もたくさんの観光客でにぎわっていた。

青空が見えた

　山上公園で昼食を摂り、あとは中道から裏道で下山。雪がたっぷりなのでシリセードを楽しめた。ゲートには暗くなる前に到着。

　毎年のように通っている藤内沢、今回は雪が多くしかもトレースがしっかりあったのでまるで雪の階段を歩いているようだった。もう少し練習になるような難易度だったらよかったんだけど。

　参加の皆さんお疲れ様でした。