雨乞岳 2016締め山行 2016.12.30

冬来る

<メンバー>

サークル　８人

 

<山域、形態>

鈴鹿　ハイキング

 

<コース>

甲津畑(7:30)～桜地蔵(8:15)～奥の畑分岐(8:50)～奥の畑～清水の頭(11:25)

～雨乞岳(12:20)～杉峠(13:00～13:35)～千草街道～甲津畑(16:00)

<天候>　曇り

　２０１６の〆は今年も１２月３０日に鈴鹿の雪山で。すでに仕事は休みにはいり、年賀状も書き終えた。Ｕちゃんとの忘年会も終わり、あとは実家へ帰るだけ。そんなほっとした気分で山へ向かう。

　滋賀県側からの雨乞岳は私も好きなコース、石槫トンネルのお蔭でアプローチもずいぶんと楽になった。甲津畑の登山口には鈴鹿十座の看板。みんなコレクションが好きだねえ。

鈴鹿十座？

　最初は林道をテクテク歩く。道はやがて旧街道に変わるが歩きやすいのには変わりない。雪はまだ薄っすらでワカンも不要。蓮如上人の史跡の手前で奥の畑に入るルートを取る。

林道をテクテク

桜地蔵

千草街道をテクテク

　谷に沿って歩いて行くとバーンと開けた奥の畑に到着。生憎の天気で山は見えない。適当に奥に進んでいくと奥の畑の主、シオジの大木に行きあたる。この木はまだまだ元気な様子。

奥の畑

シオジは健在

　適当な所から右の尾根に取り付く。最初は急登だが樹氷の中をぐんぐん高度を上げて稜線に飛び出す。雨乞岳はガスの中だが、割と視界はいい。記念撮影を撮って清水の頭に向かう。

尾根に取り付く

開けてきた

稜線～

雨乞岳はガスの中

記念撮影

尾根を登る

　清水の頭に向かう稜線には新雪がたんまり、わざとモフモフ歩いて雪の感触を楽しむメンバー達。丁度雨乞岳も見えている。青空じゃないのが残念だ。

清水の頭を目指してみる

この尾根、鈴鹿の好きな景色

来年の干支に扮したＴＢっち

　清水の頭からは雨乞岳に向かってＵターン。南雨乞岳に向かって高度を上げていく。やはりここでも樹氷がきれいだ。南雨乞から雨乞岳の間は鈴鹿でも少なくなった笹薮。無理して藪を漕いだら合羽に穴をあけてしまった・・。

綿向は見えない

樹氷の回廊を進む

雪の笹原

鎌、御在所が見えた

　雨乞岳で記念撮影。ここは風が強くてゆっくりできないのでいったん杉峠まで下る。途中、イブネクラシへ続く尾根は雪の回廊のようだ。いよいよ雪山の季節が始まると思うとワクワクしてくる。

雨乞岳

大峠の沢

イブネクラシへ続く雪の回廊

　杉峠で昼食の後はひたすら千草街道を西に進む。キクイムシの影響か一反ぼうそうは枯れて枝が落ちていた。他にも枯れている大木がいくつか・・。また鈴鹿の大切な風景がなくなって行くのかと思うと淋しくなってしまう。

杉峠、名古屋は晴れている

何の小屋

一反ぼうそうは枯れていた

　ただ、シヌシデの大木は健在。心の中で胸を撫でおろしながら甲津畑まで。天気は終始曇っていたが、樹氷がきれいでキリリと締まった山行だった。

オオシデは健在

　これで２０１６年の山行も終了。年間山行日数は８２日でした。お付き合いいただいたみなさん、快く送り出してくれたＵちゃん、山でかかわったすべての人に感謝したい。どうもありがとうございました。