晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

白山 北部白山でまったり紅葉&温泉① 2016.10.15

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小桜平でのんびり昼寝

 

<メンバー>
サークル 3人

 

<山域、形態>
白山 ハイキング

 

<コース>
新岩間温泉(8:40)~楽々新道~小桜平避難小屋(13:05) 泊

 

<天候>
晴れ

 

 当初は奥美濃でキノコ狩り&沢泊を計画したが、10月の沢泊はまだまだ我がサークルでは認知されないようで参加希望者は一人だけ・・。仕方ないので縦走に切り替えた。
 行先は静かな山旅が楽しめそうな白山北部。今回は未踏の楽々新道と岩間道の周回ルート、避難小屋を利用してのまったり旅。FFさん、Tよっさん、私の小倉谷メンバーでスタート。


 白山ホワイトロードのグネグネ道に辟易しながら新岩間温泉に辿りつく。山崎旅館の奥にある駐車場にはすでに何台かの車が。こりゃ小屋が混むかな?と少し心配しながらスタート。

 

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山崎旅館横からスタート


 しばらく林道を歩いてから楽々新道に取り付く。入り口は草が鬱蒼と茂っていてあまり歩かれていないような雰囲気。それでもしばらく歩いて行くとしっかりとした登山道になる。雪が豊富な北国の森らしくぶなの大木が美しい。

 

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入り口な何やら怪しげ

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ぶなが美しい


 高度を徐々に上げていくと紅葉している木もチラホラ。でも何だか葉が枯れているように見えるのは気のせいか(今年はどこも不作なのかもしれない)。傾斜がゆるくなってきた辺りをひと登りすると台地に飛び出す。小桜平か。

 

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紅葉もチラホラ

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湯谷の源頭が近づいてきた

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小桜平か


 夏はハクサンコザクラが一面に咲くそうだが、今の時期は単なる笹原。足元は湿原になっていて渡してある木の上を歩いて小屋まで行く。我々が到着する頃に日帰りの二人連れが出発するところだった。今日はここに泊まりますというととても羨ましがられた。

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湿原になる

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笹原に立つ小さな小屋


 避難小屋は小じんまりとしているがまだ新しくとてもきれいだ。ただ、水場は単なるたまり水。よほどでないと使うのは躊躇するなあ。我々は今回はすべて持ち上げているので心配は無い。今の所先客はいないようだ。外のテーブルで昼食を摂り、まったり。

 

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冬期入り口からにっこり

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水場はこんなの


 昼食を摂っていると、朝スタートして七倉山まで行って来た単独女性がやって来た。今日はこのまま下るという。我々が2日で計画しているコースを日帰りだなんてすごいなあと驚いていると、我々が愛知、三重から来たというと「なんでこんな不便な所へ」と、逆に驚かれた。こちらは主に石川県方面からの人がほとんどらしい。


 昼食も終わってやる事が無いので昼寝・・・。日ごろの睡眠不足の解消を図る。

 

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青空の下で昼寝


 日が傾いてくると寒くなるので起きだして夕食の準備。今回もFFさんが美味しい鍋を作ってくれた。Tよっさんは美味しい物の前ではいつも満面の笑み。見ている方も楽しくなる。

 

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夕食は鍋

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Tよっさんの美味しい顔


 今夜は満月。外に出るとヘッデン無しでも歩ける位明るい月夜だ。お月見団子を食べながら静かな夜を楽しむ。

 

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お月見団子

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月夜の小桜平


 続く