晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

鈴鹿 石谷川からガンサ谷 2016.07.03

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ガンサ谷 核心の滝

 

<メンバー>
サークル 4人

 

<山域、形態>

 

<コース>
石水渓P(ビレイ練習)~望仙荘横(8:50)~石谷川~大堰堤(10:20)~昼食(12:30~13:25)~ガンサ谷出合(13:30)~遡行終了点(16:00)~尾根乗越~安楽川(16:40)~石水渓P(17:30)

 

<天候>
晴れ

 

 7月に入りいきなり酷暑が続く。最初は赤坂谷~ツメカリ谷で泳ごうと考えていたが、滋賀県側の天気がイマイチなので毎年恒例の石谷川へ。いつも同じコースだと飽きてしまうので今回はガンサ谷に回る事にする。


 そして、ただ遡行するだけでもつまらないので、参加メンバーにロープワークの基本を身に着けて貰う為の講習も兼ねる。最初は駐車場横のノリ面でトップ確保の練習、といってもビレイシステムの説明と実際に荷重がかかった時にどのような状態になるのかを体験してもらう程度だが。私がトップの場合、体重の軽い女性がビレイヤーだと二人がかりにしないと厳しそうだ。


 一通りの体験をしたらいよいよ入渓。望仙荘横から川に入り石積みの堰堤をアルミ梯子を使って巻く。

 

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堰堤からスタート

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堰堤の巻き


 堰堤の上は短いながらも滝場が始まる。さっそく泳いで滝に取り付く。水流を上手く読んで流れに乗る事を説明。

 

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澄んだ水

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さっそく泳いて


 続いて白糸の滝。ここではフィックスロープにフィリクションノットで登る練習。最初に巻き方をレクチャーし、私がトップで登ってロープを固定。各自スリングを巻いて登ってきてもらう。スリングの操作に肩手を離さなといけないので、時間短縮になるが難しい所では使えない事を理解してもらう。

 

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白糸の滝

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ここも泳ぎ

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FIXロープの練習

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この辺はもうフリーで


 大堰堤を遊歩道から巻き、再び入渓。頂礼井戸の滝はオーソドックに右の岩から超える。その次のダイビングスポットはお約束の飛び込み大会。私は着水の体制が悪く、不覚にも腹打ちしてしまった。

 

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頂礼井戸の滝

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ダイビングスポット

 


豪快なZみさん

 


Kじさんは中段から

 


FFさんも飛べるようになりました

 

 で、いよいよ七つ釜のゴルジュ。泳いでゴルジュに侵入し、CSの滝の右側を登る。FFさんにビレイをお願いするが、絶対落ちられないので少し緊張。何とか這い上がり、後続を引き上げる。ふう。

 

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七つ釜

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泳いで

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登攀中

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確保中


 七つ釜を超えると渓相は一旦穏やかになるので各自楽しみながら遡行を続ける。Kじさんも乗って来た。

 

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のって来たね~


 ガンサ谷出合の手前でいい時間になったので昼食休憩。今日は暖かいソウメンに持ち寄った具を乗っける。FFさん、お手製の夏野菜炒めは絶品だった。

 

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お昼はいろいろソウメン


 さあ、いよいよガンサ谷。脇を走っている登山道は何度か歩いた事はあるが、沢として楽しめるなんて思ってもみなかった。谷は水量が少ないながらゴルジュ状になっていて楽しそうな雰囲気。

 

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ガンサ谷へ

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いろいろ楽しめる


 やがて現れた10m程の滝。ツルツルのスラブを流れ落ちる2段滝でmichi君たちは左のリッジからのぼったらしい。ここもFFさんの確保で登り始める。前半がいやらしいのと、中段で流れを横切る時が怖いのでハーケンを打って中間支点を確保。中段の滝壺でピッチを切って後続を確保する。

 

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この滝が難所


 ハンマーを持っているのが一人だけだったので、ハーケンの回収に手こずったり、2段目の登りも意外と難しかったりで結局4人が登りきるのに1時間近くかかったが、何とか無事にクリア。あとは出て来る滝は右岸の登山道を使って巻く。

 

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これは見るだけ

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まだまだあるよ~


 最後まで詰めても仕方が無いので適当な所で遡行を終了、植林の斜面に取り付き右岸の尾根を乗りこす。あとは反対側の斜面の谷を下り、安楽川本流まで。下降に使った支谷にも滝が出てきたが杣道が走っていたので懸垂は不要で下る事ができた。

 

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下りの谷で見た滝


 あとは林道を歩いて石水渓まで。暑くて汗だくになりながら駐車場に辿りついたら。もうすっかりいい時間になっていた。今日も目いっぱい遊んだなあ。


 毎年のように通っている石谷川もちょっと趣向を変えるとまだまだ十分楽しめる事が分かったのは大きな収穫。今回参加メンバーもロープの使い方に少しは習熟しただろう。さあ、これから夏本番、もう準備は整ったかな。参加の皆さんありがとうございました。