<メンバー> サークル 8人
<山域、形態> 熊野 ハイキング
<コース> 九鬼集落(10:15)~頂山(11:40)~古田キャンプ場(12:30)
~オハイ(12:50~14:10)~九鬼集落(15:55)
~オハイ(12:50~14:10)~九鬼集落(15:55)
<天候> 曇り時々晴れ
もうあまりにも暖かいので近場での雪山はあきらめ、熊野に海を見に行く事にする。行先は某掲示板でチョッピリ話題になった九鬼巨石海岸(オハイ)。そろそろ花粉が気になる頃だが南に向けて車を走らせる。
九鬼集落は静かな漁村。廃校になった中学校の裏手からまずは頂山(いただきやま)に登る。植林の中の退屈な登山道だが、昔から人に歩かれていたようで(高台には魚見小屋があるという)、石の道標があった。
集落から1時間半程で頂山。と言っても何も見えないのでそそくさとオハイに向かう。古田キャンプ場に向かう踏み跡は薄く、この辺り特有のシダのジャングルを歩いているような気分。ぽっかりと空き地に飛び出したらどうもそこがキャンプ場のようだ。何の変哲もない空き地だけどキャンプする人いるのかな?
キャンプ場からは明瞭な踏み跡を辿ってオハイに向かう。ネットでよく見かけるペンキマークのある石から道を外れて谷沿いに進むと前方が開けて海が広がる。
飛び出した先が「オハイ」と呼ばれる巨石海岸。ここで熊野灘を眺めながらのんびり過ごす。南国と言っても2月、風は冷たかったがFFさんお手製のスープが体を温めてくれた。(いつもありがとうございます)
そして今日はバレンタインデー、TBっちが「鈴ハイチョコ」を作ってきてくれた。包み紙が去年の山行きの時の写真で今日のメンバーに因んであるみたい。なかなかいい出来だったけど、睡眠時間を削って昨日作っていたんだと思うと、もう少し体調管理をしっかりしないといかんな~と思ってしまった。
(でもTBっちありがとうね)
(でもTBっちありがとうね)
お昼を食べてお腹いっぱいになったらノンビリ昼寝や写真撮影。断崖では○○サスペンス劇場のような遊びをやっている。本当に落ちないでね。
のんびりしたら後は山腹につけられたまき道を辿って九鬼集落に戻る。こちらの道は今でも使われているようで石垣などもしっかりしていた。集落についたら夕方だった。
集落の中を歩いているとおじさんが声をかけてきた。話を聞くとオハイをハイキングコースにしようと尽力された方で、我々がハイキングに来たと言ったらとてもうれしそうだった。今、話題になっていますよと言ったらもっと嬉しそうだった。こういう人と触れ合える里山もたまにはいいもんだ。
ちょっとしたリハビリのつもりで企画した熊野の海を眺めるハイキング。雪の無い時はこうやって陽だまりを歩くのもいいかもしれない。こういう隠れた名所が他にもないかなあ。