晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

熊野古道 馬越峠と便石山、天狗倉山 2015.12.05

イメージ 1

便石山の「象の背」

<メンバー> サークル 7+1人

<山域、形態> 伊勢 ハイキング

<コース> 鷲毛(8:15)~馬越峠(9:15)~便石山(11:10)~馬越峠(12:25)
     ~天狗倉山(13:00~13:45)~馬越峠(14:00)~尾鷲神社(14:55)

<天候> 晴れ

 紅葉も終わり、雪もまだ降らない12月は暖かい伊勢路熊野古道ウォークに出かける。今回は民宿に泊まって2日間歩くという、なんだか忘年会的な慰安旅行的な山行なのでUちゃん同行で参加する事にした。

 1日目は馬越峠越え。道の駅海山からすぐ近くの入り口からすぐに石畳の道が始まる。熊野古道はほとんどが一般道路として舗装された道に変わってしまったが不便な峠だけが取り残され、当時の姿を残しているようだ。石畳の区間はとても短く1時間程で馬越峠についてしまった。





 このまま尾鷲まで下りてしまってはつまらないので便石山まで足を延ばす事に。登山道そのものはよく整備されているものの、急斜面は階段状になっていてとても歩き辛い。ひいひい言いながら何の変哲もない便石山山頂に到着。





 しかし山頂は単なる通過点。本当の見せ場はすぐ近くにある「象の背」。まさに象の背のような一枚岩から熊野灘、尾鷲湾の絶景が楽しめる。みんな思い思いに記念撮影をする。





  記念撮影のあとは馬越峠まで戻り、峠の反対側に位置する天狗倉山へ登る。天狗倉山も山頂に巨石が鎮座し、梯子を使ってその上に上がるようになっている。たくさんのハイカー(若者が多い)巨石の上で昼食をとっているので我々も同じく上に登って昼食。眺めも良く、冬とは思えない暖かさにのんびり。たまにはこんな山行もいいもんだ。







 三度馬越峠に戻り、今度は尾鷲までの下り。石畳の区間はすぐに終わり、民家の脇を抜けて尾鷲の町まで歩く。バスに乗って車を回収してくれたYっさんとTBっちを待つ間、尾鷲神社でのんびり過ごす。



 今夜の宿は尾鷲の南、賀田湾にある渡船民宿「勝三屋」お客さんのほとんどは釣り人の宿で、夕飯のお魚が美味しいのなんの。夜は宴会、すっかり忘年会旅行の雰囲気でワイワイ楽しく飲んで、少し飲みすぎてしまった。