比良 貫井谷 上から下まで全部滝登り 2015.09.26

全部が滝の谷？

<メンバー>

山仲間　３人

<山域、形態>

比良　沢登り

<コース>

細川休憩所(8:00)～堰堤(8:30)～二俣(9:10)～左俣遡行～Ca1000ｍ・昼食(13:10～14:00)～尾根に逃げる～武奈ヶ岳(14：30～15:00)～細川休憩所(16:40)

　北アルプス遠征の疲れはまだ残っていたが、去年やり残した比良の貫井谷に久しぶりにmichi君、Eちゃんの3人で出かける。遠いな～と思っていた琵琶湖の西側も慣れてしまえば何て事無い。でも今日は集合場所まで一人で行くので出費が嵩むなあ。

　細川集落の休憩所で集合し貫井集落まで歩く。巨大パイプ堰堤を右から巻いて入渓。最初は岩ゴロゴロの暗い感じ。

堰堤は右から巻いたかな？

入渓すぐは岩ゴロゴロ

　しかし、谷はすぐに滝場になる。それ程深く抉れているわけではないが、細く傾斜の強い直瀑が次々に現れる。タワシが活躍するかと思ったがヌメリは少なく、思ったよりも快適に登れる。

すぐに連瀑になる

思ったよりフリクション良好

快適に登って行ける

　大岩の横のＣＳ滝は巻いたが、他は基本登って行けた。時折（数回）ロープを出したが、それほどシビレル場面も無かった。比良最難と聞いてカム、ハーケン、ハンマーをフル装備で来たのだが。

大岩の滝、これは巻き

時にはロープを出して

でもそんなに難しくない

めずらしいスラブ状の滝

フリーでガンガン登る

　ゴルジュ状の所は突っ張りで抜ける。一度、落ち口を抜けるのに思い切り流心を横切り、季節外れのシャワーを楽しんでしまった。やっぱりもう寒いかな。

ゴルジュっぽくなってきた

ツッパリ、ツッパリ

ここを抜けるのがいやらしかったかな

思い切りシャワーを楽しんでしまった・・

　途中、思いがけずナメコを発見。喜々として収穫する。水流がずいぶんと細くなった辺り(標高1000ｍ位）で昼食。ナメコラーメンは美味しかった。

 

 ちょっと濡れるの嫌になってきた

お、山の恵み発見

これはどうだったかな

何とか直登

ガンガン登る

だいぶ細くなってきた

ナメコラーメン

　昼食の後は尾根に乗り、武奈ヶ岳山頂を目指す。山頂は時間が遅いせいか誰もいなかった。琵琶湖の絶景を3人で独占。

武奈ヶ岳

　帰りは尾根道から細川集落へ。山の恵みを探したが見つからなかった。やっぱりまだ早いのかな。

　比良、最難の貫井谷。かなり構えて入渓したけど思ったよりもあっさりと抜けてしまった。困難というよりも面白いと感じられたのは腕が上がったせいか、それともラバーソールのせいなのか。

　去年から始まった比良の沢シリーズもこれで一段落。比良は森が鈴鹿よりも格段に豊かだと知る事が出来た有意義な山行だった。ちょっと遠いけど、季節を変えて楽しむのもいいかなあ。michi君、Eちゃん、ありがとうございました。