晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

8月11日~12日 上高地キャンプ ①

 今年のお盆もまずは家庭サービスです。このところ温泉旅館で一泊というパターンだったのですが、今年は趣向を変えてキャンプに出かけました。

 車で直接乗り付けられるオートキャンプ場は避けたかったのと、Uちゃんの歩行可能時間が2時間以内という事だったので上高地の小梨平に決めました。

 本格的なお盆休みに入る少し前の11日に出発です。時間に余裕があるので中津川で高速を降り、国道19号をのんびりと走ります。途中、薮原で評判の蕎麦やに立ち寄りました。

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       何だか雰囲気は良さそう

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       とても上品なお蕎麦です

 ざる蕎麦(2枚)を頼みましたが、2枚それぞれを茹でたてで出すというこだわりよう。とても美味しかったのですが、上品で量が少なく、しかも店の主人が客に「伸びるから早く食べろ」と指図する私のちょっと嫌いなタイプの店でした。我々は11時半過ぎに入店しましたが、12時10分には品切れ閉店。あまり商売する気が無いようです。

 野麦街道をクネクネと走り、途中の産直で食材を調達したりしましたが、思ったよりも早く沢渡駐車場に到着できました。普段の山行で高速を使うのと変わらないくらいです。幸い、バスにもすぐに乗る事が出来、14時過ぎには上高地に入る事ができました。

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       お約束の記念撮影(山が入っていない・・)

 受付を済ませ、テントを設営します。山が見える川沿いはすでに埋まっていたので、バスターミナルに近い方に張りました。近くにテーブルもあり、トイレも近いのでまずまずです。テントを張った後は河童橋周辺の散歩に行きました。

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       この水の冷たさで沢について行くのはあきらめるそうです。

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       いつもは下山時に食べるソフト

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       バス待ちの行列がすごい

 土産物屋を眺めたり一通りぶらぶらした後、キャンプ場の食道に戻り生ビールで乾杯です。このキャンプ場、BBQの食材から道具一式のレンタルまで、致せりつくせりでした(我々は持参しましたが)。しかし、この生ビール(450円)発泡酒のような風味がしたのは気のせいでしょうか。

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       ジョッキは一番搾り

 いい気分になったところでテントの戻り夕食の準備です。今回は宿泊費が一人800円なので食事を豪華にしてみました。

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       マツタケとステーキ

 マツタケ(中国産)と牛肉(アメリカ産)、イカ、ホタテ、アスパラ、ズッキーニをフライパンで適当に焼き、塩コショウで食べます。こういう場所だと何でもおいしく感じるからいいですね。ワインの酔いも手伝ってとても楽しいひと時でした。

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       こんな量のマツタケ、生まれて初めて

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       お肉も焼きます

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       デザートは上高地プリン

 お腹も満腹、いい気分で酔っぱらってきたので就寝です。下界のキャンプ場と違ってバカ騒ぎするような不届き者もおらず、静かな夜でした。ただ沢用のペラペラのシュラフでは少し寒かったかな。

つづく