晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

聖地 高野山 2014.10.3~4

9月は遠征が2回も続いたので・・会社の平日休みを利用して家族サービスにいってきました。

行先はUちゃんが前から行きたがっていた高野山
小学校の林間学校以来なので30年以上ぶりだなあ。

延々と下道を走ったので高野山までは5時間以上もかかり、高野山に着いたのは夕方でした。チェックインを済ませるとすぐに夕食の時間になりました。

ちなみに宿は宿坊で、料理は精進料理です。精進料理と言っても料亭の料理かと思うくらい、洗練されていてきれいでした。当然味の方も素晴らしい。

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夕食の御膳

若干物足りなさは感じましたが、ぐっと我慢。夕食の後は夜の奥の院を散策します。灯篭の明かりを頼りに真っ暗な墓地を歩くのは気味悪かったですが、そのうち灯りが見えてきました。

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明かりが見えてきた

そう、今日はラッキーなことに万灯会という、仏様に燈明を奉納する行事が行われているのです。たくさんの灯篭の下、浪々と流れるお経を聞いていると荘厳な気分になります。写真撮影は出来ないので、外の灯篭の写真を撮ってみます。

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灯篭

宿坊の門限(21時)に間に合うように早めに退散し、宿に戻ります。


宿坊の朝の勤行に参加し、さらに心を清めた後、阿字観瞑想を行います。座禅のような姿勢を取って瞑想を行うのですが、足が痛くて痛くて無我の境地には至れませんでした・・。

宿坊で写真を撮って、再び奥の院を目指します。

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たまにはツーショットで

奥の院は広大なお墓で、戦国武将から有名企業の関連するお墓まで、なんでもあり。この混沌さがちょっと面白かったです。特に面白かったのが企業のイメージをかたどった墓標の数々。

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打ち上げに失敗したロケットのお墓

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そのままやん

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これもそのまま

奥の院の中は巨大な杉が立ち並ぶまさに聖域といった雰囲気。一通り散策したら高野山の中心部に戻ります。

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でっかいなあ

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拝むと美人になるお地蔵さん

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金剛峰寺へ

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根本大塔

お昼ご飯を食べたら帰路につきますが、帰りの運転も長いのなんの・・・。まあでも喜んでもらえて良かったかな。私自身も少しは清らかになったかもしれません。

来るまで知りませんでしたが、高野山世界遺産に認定されているそうです。観光客の3割は外国人。宗教都市のような独特の雰囲気は一見の価値がありました。興味ある方は是非訪れてみてください。

終わり