晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

奥穂高岳から西穂高岳 1日目 2014.09.20

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中々着かない白出沢

<メンバー> サークル 4名

<山域、形態> 北アルプス ハイキング

<コース> 新穂高温泉(6:15)~右股林道~白出小屋跡(7:40)~白出沢
    ~穂高岳小屋(12:25)

<天気> 晴


 秋分の日の飛び石連休、当初予定では4日の休みを取って大キレットから奥穂、西穂の穂高ギザギザ稜線縦走を計画していたが、天気予報に翻弄され一時は沢登りに転進も考えた。しかし、直前になって予報がガラリと変わったので、ターゲットを奥穂から西穂に絞り、1泊2日で出かける事にした。

 前週の三連休は夏に山へいけなかった人達が殺到し、麓の駐車場も山小屋もえらい混雑だったようだ。今回もそれなりの混雑を覚悟したが、深夜1時の新穂高無料駐車場はまだまだ空きが有り何だか拍子抜け。

 翌朝は6時出発で穂高岳小屋を目指す(今回はさすがに小屋泊にした)。右俣林道のショートカット道を利用しながら白出沢の登山道入口に到着。



  白出沢道は最初、樹林帯。程なく谷に沿って登って行く。荷物が軽いお蔭で急登もそれ程苦にならない。途中、白出沢大滝の巻き道も思ったよりも安定していて問題なし。上部は雪渓の残るゴーロ帯をひたすら登る事になる。小屋が見えても中々近づいてこ無いのには閉口した。








 それでも出発から6時間と少しで穂高岳小屋に到着。受付を済ますが思ったより人も少なく、布団1枚に1人のスペースは確保出来そうだ。

 まだ時間が早いのでのんびり休息。明日の為に英気を養う。その内雲が沸いて来たので小屋の中でのんびり。





 夕食は稜線上にある山小屋にしては豪華。明日は長丁場になりそうなので腹いっぱい食べる。夕食後の談話室では今日、西穂からの縦走を終えてきた人との歓談、「馬の背は下る方が怖い」等と色々脅かされてしまい、若干緊張する。明日は4時半出発予定なので早々に就寝。



2日目に続く