晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

比良 口ノ深谷 比良の沢初挑戦 その1 2014.06.28

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  クライマックスの15m滝、どこから登るかな

 

<メンバー> 山仲間 4名 

 

<山域、形態> 比良 沢登

 

<コース> 明王院(8:40)~林道~口ノ深谷出合(9:15)~口ノ深谷~登山道(14:55)
    ~ワサビ峠(15:10)~御殿山(15:15)~明王院(16:15)

 

<天気> 曇り


 チームMETでの2回目の沢登りは台高辺りの沢泊を計画していたが、体力、天候その他の理由で比良の日帰り沢2本となった。正直、比良は鈴鹿からみて琵琶湖の対岸、人は多く、標高もそれほど変わらないのでわざわざ行くまでも無いと思っていたのだが・・・。

 

 坊村までは四日市から2時間弱と思ったよりも近い。天気はいまいちだが多くのハイカーが出発の準備をしていた。さっそく沢装束に着替え、明王谷沿いの林道を小一時間ほど歩く。三の滝への下り口を過ぎ、谷が近づいてきたら橋の袂から入渓。

 

 

 口ノ深谷は出合いからすぐにゴルジュ状になり、滝が現れる。最初の5mを簡単に超えると2段になって落ちてくる7m滝が現れた。ここはトップを買って出て水流沿いに直登を狙うも落ち口辺りの一歩が踏み出せなくて右往左往・・。結局michi君にバトンタッチしてラストで登る。うーん、まだまだ修行が足りないなあ。

 

 

 

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落ち口を乗り越せずバトンタッチ・・(無念)

 

 

 次の10mは右側から巻き。その次に現れる10mは右から、最初の一手が少し難しいがいったん上がってしまえば何とかなった。しかし、初級の沢と思っていたけど結構手ごわいなあ。

 

 

 

 

 以降も手ごろな滝が次々現れて楽しませてくれる。たくさんの人が入っているせいか、残置もあり、ルートに迷うようなところは少なかった。小滝を超え、大岩の下を潜り快調に進んでいくとこの谷最大の15m滝。左からはっきりしたバンドが走っているので、そこから超える事にする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 バンドは幅も広く安定しているが、落ち口から上には3mほどの斜漠が待ち構えていた。手がかりも乏しく滑りやすいのでどうしようかとウロウロしていたら、Nちゃんが左側をスルスルとフリーで登っていってしまった。私もフリーで後を追ったがここはちゃんとロープを出すべきだったと反省(後ろから見ていたmichi君にも指摘された)。

 

 

 

 滝を超えると平凡になるので登山道が横切る所で遡行終了。ワサビ峠から御殿山経由で一気に坊村まで。もう深緑に変わりつつあるブナの森が気持ちよかった。

 

 明日も比良の予定なので朽木の道の駅で車中泊。営業の終わったレストランの軒先で宴会をしていたらどんどん雨が降り出した。風が出てきたところで適当にお開きにする。雨が多いと増水していやだなあ・・なんて考えているうちに酔いも手伝ってかあっという間に寝てしまった。

 

終わり