前回の記事で今年はラバーソールに転向したい事を書いたが、メーカーからは(特にキャラバン)からは中々発売されなかった。それなら試験的に自作してみようと思い、いろいろ探してみたら、リトルプレゼンツという釣り具メーカーから、交換用のラバーソールが販売されていた。これは面白そうだ、そろそろソールの交換が必要な沢靴を使って自作してみようと考えた。
まず準備したのがこれ↓
去年、黒部に行くのに新品で買ったキャラバン大峰(フェルト)。半年しか使っていないのに爪先のフェルトが殆ど無くなってしまっている。
まずは、この薄くなったフェルトを剥がします。フェルトをくっつけている接着剤は高温に弱いので、熱湯につけて接着剤を柔らかくします。そうするとペンチで簡単にはがれます。
ソールの部分だけ熱湯につける
簡単にはがれる
次は接着面の手入れ。フェルトの場合はあまり気にしませんでしたが、今回は相手がゴムなのでサンドペーパ
ーに切れに汚れを落とします。
はがした直後
きれいになった
次はソールを足型にそって切ります。カッターで簡単に切れますが、あらかじめ紙で型をとった方がいいでしょう。(直接切ったので少し小さくなってしまった・・)
型をとって
足の型に合わせて切ります。
あとは接着剤でくっつけるだけ。専用の接着剤も売られているようでしたが、今回はコニシのGPクリアーを使います。これはポリプロピレン(プラスチック)が接着できるすぐれもの。このラバーソールの材質は良くわかりませんが何とかなるでしょう(?)。
コニシのGPクリアー
両方に
まんべんなく塗って
少し乾かしてから貼り付けます。後は重しをのせて24時間待ちます。
テープで固定して
重しをのせて接着剤が乾くのを待つ
完成
これで完成。材料費は交換ようソールと接着剤、ペーパーなどで5000円弱。手間を考えると買った方が良かったかも知れないですが、これはこれで試してみようと思います。
次回は、この靴の使用状況をレビューします。