晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

国見岳から御在所、鎌 春のアカヤシオ街道 2014.04.27

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アカヤシオと鎌ヶ岳

<メンバー> サークル 8名

<山域、形態> 鈴鹿 ハイキング

<コース> ブナ清水分岐・合流(8:10)~ブナ清水(8:55)~キノコ岩(9:45)
     ~国見岳(10:25)~石門(10:30)~御在所スキー場ゲレンデ
     ・昼食(11:10~12:45)~御在所(12:55)~武平峠(13:40)
     ~鎌ヶ岳(14:45)~長石尾根~三つ口谷~旧料金所跡P(17:00)


<天気> 晴れ


 講習会が終わったのは予定より少し遅かった。先行組みに合流する為に急いで朝明Pに向かおうとすると、先行組の食担Nちゃんから「やっぱりゴハンが食べたいのでお米を持ってきて」とのメールが・・。今日はウドンって決めてたやん。コンビニでサトウのゴハンを買い込み、何とか17:30には朝明Pを出発。

 今回のキャンプ地は昔の根ノ代集落辺り。気合を入れて歩いたおかげで18時過ぎには到着できた。さすがに昔、人が生活していただけあっていい場所だ。平坦で水場もあり、薪にも困らない。焚き火を囲みながら鍋をつつき、少しのお酒を楽しむ。やっぱり山は泊まってなんぼやね。サトウのゴハンはおいしいリゾットに変わりました。




 翌日は朝、朝明を出発する日帰り組と合流する為にブナ清水分岐に向かう。日帰り組は山ガール5人組みなので少し遅れるかなと思ったら予定通りの時間に到着。すばらしい。

 ここからゆるゆるとブナ清水からヤシオ尾根に向かう。ブナ清水ではとても日本語の上手なイランの方がテント泊を楽しんでいた。残念ながらアカヤシオの満開にはタイミングが少し早かったようで、稜線上はつぼみの物が多かった。



 ハライドから県境稜線に向かう登山道はGW初日ともあってたくさんの人で賑わっていた。キノコ岩では記念撮影の順番待ち。なんとここで昨日一緒に講習をうけたRINさんに遭遇した。




 県境稜線上もたくさんの人。国見岳から見える藤内壁にもクライマーが張り付いているのが見える。石門の記念撮影も当然順番待ち。



 国見峠から直接スキー場ゲレンデに上がり、昼食にする。今日は我がサークルが誇るCシェフが準備してくれたフレンチトースト。厚切りの食パンにふんだんにフルーツの乗ったフレンチトーストはまるでおしゃれなカフェで食べているようだ。うーん、すごいなあ。Cシェフありがとう!




 たっぷりと昼食休憩をとった後は喧騒の御在所山頂を経由して鎌ヶ岳に向かう。南斜面に位置する武平峠への道は少し高度を下げただけで満開のアカヤシオを楽しむ事が出来た。これだけ見事なアカヤシオはあまり記憶にないなあ。





 武平峠で足に不調がみられたTやんと別れて鎌ヶ岳山頂を目指す。崩壊の進んだ峠道にもそこかしこにアカヤシオが咲き、荒々しい山容と相まってとてもかっこいい。頂上へはあえてガレガレの直登道を選ぶ。鎖をつかみながら鎌ヶ岳頂上へ飛び出す。






 時間が遅かったので鎌ヶ岳山頂はとても静かだ。記念撮影を取った後、長石尾根から三口谷で下山。山を始めた頃によく歩いたルートだが、崩壊が進んですっかり様相が変わっていた。最後の最後まで花を楽しみながら鈴鹿スカイラインにデポしてある車に到着。



 穏やかな春の一日をワイワイ、のんびりと歩けた良い一日だった。テント泊装備で歩けた事もGW本番に向けてのいいトレーニングになったかもしれない。参加いただいた皆さんありがとうございました。