晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

御在所 雪の本谷はポカポカ陽気 2014.01.05

富士山見えるかな(大黒岩より)

 

<メンバー>
サークル+山仲間 9名

 

<山域、形態>
鈴鹿 ハイキング

 

<コース>
鈴鹿スカイライン(8:45)~不動滝(9:30)~大黒滝(10:25)~大黒岩(11:25)~山上公園・昼食(11:45~13:00)~中道~鈴鹿スカイライン(14:40)

 

 3日の入道ヶ岳は初詣と凧上げとぜんざいがメインだったので、今日は山行らしい山行をしましょうと御在所本谷へ行く事にする。

 

 雪は年末以降降っておらず、正月の間も温かい日が続いたので雪はすっかり溶けてしまたようだ。スカイライの旧料金所跡Pまではノーマルタイヤで全く問題無し。スカイラインを少し歩き、雪の無い御在所山の家の前を通って登山道に入る。

 

御在所山の家、雪は全くない

 

 登山道から谷には行っても雪は岩の上にうっすらと残っている程度。メンバーには薄く張っている氷に注意してもらいながら谷を進んでいく。不動滝までは無雪期と変わらない感じ。

 

本谷の入り口もこんな感じ

不動滝

 

 右岸から不動滝を巻きあがり、二股の手前辺りまで来ると雪も多少は増えてきて氷柱も現れ始める。それでもまだまだ雪は少なく、アイゼンを着けるチャンスも無い。大黒滝の下の難所も難なく通過できた。大黒滝もは氷瀑になっているかと思ったらさっぱり・・。記念撮影をしていたら氷がガラガラと崩れてきた。

 

氷柱が出てきた

高度を上げると太くなってくる?

あっという間に大黒滝

 

 大黒滝を巻き、くぐり岩を潜り抜けると最後の直線コースに入る。お約束通りロープウェイの乗客に手を振ったりして御在所の観光振興に一役買う。この辺りまでくるとさすがに雪が残っており、冬の御在所らしい雰囲気になってきた。

 

くぐり岩を潜って

細い人は問題ない

最後の直線コース

 

 左岸から浸み出す水が岩の上で凍っている箇所を抜けるとゴールは近い。谷のどん詰まりまで登っていき、そこから大黒岩への登山道に上がる。

 

氷が出てきた

この辺まで来るときれい

大鉄塔をバックに

 

 大黒岩は貸切状態。空気がとても澄んでいて御嶽や中央アルプスが見渡せる。ここで昼食でもいいのだが、さすがに9人では狭いので山上公園に上がって昼食にする。

 

大黒岩より(富士山みえる?)

はいチーズ

ロープウェイ駅

本谷を見下ろす

 

 大黒岩は風も無く絶好のランチ場だったのだが山上公園では結構な風が吹いている。スキー場で遊ぶ家族連れを横目で見ながら風を避けられる場所を探していると公園施設の横に丁度良いスペースがあったのでそこでゆっくりと昼食を摂る。

 

人工氷瀑

ちびっこゲレンデ

 

 帰りは中道。たくさんの人が登っているせいか、登山道は雪が凍ってテカテカ。それでもアイゼンを着けずにスルスルと下りて行くとどんどん高度を下げていける。途中の休憩では富士山が見えるとか見えないとかひと悶着あったが、心のきれいな人だけに見えたと言う事になる。(因みに私は眼鏡をはずしていたので見えなかった)

 

富士見岩より本谷を見下ろす

中道はちょっとアドベンチャー

地蔵岩

本谷を見上げる

やっぱり富士山見える?

 

 下りは快調であっという間にスカイラインに到着。結局、アイゼンもピッケルも使わず、ポカポカ陽気の中でののんびりハイクだった。

 

 年末の降雪で今年は雪が期待できると思ったけど、なかなか厳しい状態だった。鈴鹿の雪の季節は短いもんだ。上手く雪と天候を判断しながらいい山に巡り合えるといいなあ。

 

 参加の皆さまありがとうございました。