晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

綿向山 2014初登りは正月恒例親子登山 2014.01.02

静かな山頂

 

<メンバー>
親子

 

<山域、形態>
鈴鹿 ハイキング

 

<コース>
西明寺登山口P(8:50)~5合目小屋(10:35)~綿向山(11:30)~5合目小屋、昼食(12:10~12:50)~西明寺登山口P(13:50)

 

 今年で4回目になったお正月恒例の親子登山。高見山、明神平、三峰山ときてちょっとネタ切れ。そこで勝手知ったる鈴鹿の綿向山に登る事にした。滋賀県側はほとんど関西圏で高速道路を使うと大阪から2時間かからなかった。思ったよりも近いもんだなあ。

 

 天気は弱い冬型。麓に着くと案の定山の上は雲の中。そんな天気でも西明寺の登山口には数台の車。やっぱり綿向山は手頃に登れるいい山だ。雪の無い林道をテクテク歩いてヒミズ谷の小屋。ここから谷を渡って植林帯のジグザグ道に入っていく。

 

ヒミズ谷の小屋

 

 登山道が林道と合流する辺りで雪が付き出したのでアザミ小屋でアイゼンを装着。ここ数日でたくさんの人が登ったおかげか雪はツルツルのアイスバーン状態になっている。慎重に慎重に。

 

林道と合流すと所で雪が付きだした

 

 5合目小屋まで来るとそこそこの積雪。再び植林の中の道を進むとあっという間に行者コバに到着。ここからはブナの尾根を直登していくが樹氷が無いのでひたすら修行の様な登り。急斜面もしっかりと踏み固められいて、久しぶりに脹脛がピクピクしてしまった。

 

5合目小屋

行者コバ

冬道は急登

 

 傾斜が緩くなり始めると頂上はもうすぐ。竜王山への分岐を過ぎ、樹林のトンネルを抜けると頂上に飛び出した。当然のことながらガスガスで視界は無く誰もしない寂しい頂上だった。時間もまだ早いので少し下りて5合目小屋でご飯を食べる事にする。

 

ガスの樹林の抜けると

頂上

 

 下り始めると風が強くなり樹氷がチラホラ現れ始めた。5合目小屋では山ガール二人を含む4人パーティーが食事をしていた。山ガールはついに雪山まで進出し始めたか。いい傾向だ。

 

樹氷がつきだした

静かだなあ

モノトーンの世界

 

 雪道の下りはペースが早く、おかんも順調。2時前には下山してしまった。毎年最高の天気とは行かないけれど雪山の雰囲気を少しは楽しんでもらえたようで良かった。

 

 これから一旦大阪まで戻って、夜に名古屋に移動するのだけれど上りの高速道路では渋滞が始まっていた。うーん、運転頑張ろう・・。