晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

北アルプス 白馬三山縦走と白馬鑓温泉 両手に花の温泉山行③ 2013.09.21~23

いい湯だな~

 

<メンバー>
サークル 3人

 

<山域、形態>
北アルプス ハイキング

 

<コース>
 白馬鑓温泉(7:10)~猿倉荘(10:35)

 

 いよいよ最終日。今日は下山するだけなのでのんびり・・、とはいっても体内時計は山時間になってしまっているので4時に目が覚めてしまった。まだ暗かったが最後の温泉を楽しむ。

 

 風呂から上がるとテンバの目の前の谷には雲海が広がっていた。残念ながら昨日のような見事な御来光は見られなかったが雲海を眺めながらの朝食は格別。

 

夜明け前、雲海が広がる

月明かりで露天風呂を楽しむ

朝食は豪華ベーグル

絶景を見ながらの朝食は格別

 

 朝食を終え、テントを撤収したら辺りはすっかり明るくなっていた。露天風呂には裸のおじさんが大勢入っている。名残惜しいけど下界へ向けて出発だ。

 

いつまでも風呂に入っている人たち

今日で最終日です

 

 下山路は雪渓の残る谷に沿って歩いていく。雪渓の脇には花が咲いていたり、山菜の若葉が芽吹いていたり、季節がまったくわからない状態だ。

 

雪渓

ガスが湧いてきた

9月も終わりなのに花が

雪渓のおかげなんだろうか

雪渓の縁を進む

スノーブリッジ

 

 空は生憎のガスガスで山を眺めながら歩くというわけには行かなかったが、高度を下げるにつれじりじりと気温が上がってくるので直射日光がなくてよかったのかもしれない。尾根を乗っこし、峠を越えてしばらく歩くとポンと林道に飛び出した。

 

一瞬晴れた

延々と続くトラバース道

高度感あるね~

林道に到着

 

 猿倉荘からタクシーで二股まで移動、白馬村で温泉と蕎麦を楽しむがどこも行っても下山してきた若者がいっぱいいた。

 

猿倉荘でゴール

 

 今回の山行、北アルプスの超人気コースにテントで挑んだが、お花と紅葉の間の中途半端な時期にもかかわらず、すごい人出だった。特にテントを担いだ20代~30代の若者が多く、数年前とは山の雰囲気が大きく変わったような気がした。

 

 個人的には天気にも恵まれ、テン場も確保でき、温泉にもゆっくり浸かる事が出来、とてもいい山行だった。厳しい泊まり沢もいいけどたまにはこういうのもいいなあ。

 

 参加の皆さんありがとうございました。