晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

木曽御嶽山 厳冬期の3000mを目指して  2013.01.06 晴

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王滝頂上社から剣ヶ峰を望む(あとちょっとで3000m)

<メンバー> サークル 7人
      
<山域、形態> 御嶽山、ハイキング(積雪期)

<コース> 田の原(10:00)~8合目(11:00)~王滝頂上(12:40~13:20)~8合目(13:55)~田の原(14:35)


 御在所の下見の後、少しは迷っていたが翌日の天気図を見ると高気圧に覆われ穏やかな一日になりそう。なので思い切って御嶽山に転進する事にした。藤内沢はもう少し雪が積もったらまた行けば良いし。

 今年はおんたけスキー場のゴンドラが営業しているので2240mの田の原まではあっという間に着いてしまった(2年前はゴンドラが営業しておらず、ゲレンデ下から歩いた)。でも前日の疲れもあって、集合時間を遅くしたので田の原出発は10時になってしまった。

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今年はゴンドラが営業していた(楽チン)

 田の原からは青空の下、御嶽山の巨体が目の前に広がる。最初は参道沿いにスノーシュー、ワカンを掃いて登っていく。積雪は前回(2年前)に来たときよりも少ないかな。風もなく、ぽかぽか陽気なので汗が一気に噴出してくる。中にはシャツ一枚になって歩いているメンバーもいる。




 森林限界を過ぎ、8合目辺りに来ると雪面も凍り始めるのでアイゼンに換装。重いスノーシューは背中に背負って歩く事になる。御嶽山は見通しが良いのでいくら歩いても景色が変わらず、ひたすら足を前に出すしかない。しかし、一歩一歩登っていくと確実に頂上は近づいてくるし、田の原はだんだんと遠くなっていく。





 標高が上がってくるに従って風も強くなって来た。風で雪が吹き飛ばされるせいか、岩肌が見えている箇所もある。だんだん空が近づいてきたなあと思って見上げるとうっすらと雲が出始めていた。



 9合目の標識を過ぎ、王滝頂上の神社の石垣が見えてくるともう一息だ。久しぶりの高所登山で呼吸が浅くなるが、最近のトレーニングのせいか以前よりもずいぶんと楽に登れるようになっている。楽だと歩くのも楽しいなあ。



 歩き始めて2時間40分で王滝頂上に到着。ゴンドラの運行時間、メンバーの帰宅の足を考えると引き返すリミットは13時と考えていた。剣ヶ峰まではすぐそこなのだが、この辺が潮時だということで今日はここで引き返すことにする。神社の境内で強風に煽られながら手早く簡単な昼食を摂る。




 昼食の後の記念撮影もみんな目出し帽にサングラスなので誰だかわからない。ポーズをとっている場所を後でよく見たら社務所の屋根の上だった。御嶽の神様すいませんでした。




 動いていないとどんどん寒くなってくるのですぐに下山にかかる。適度に雪の締まった斜面は歩きやすく転がるように高度を下げていける。なんと田の原まで1時間と少ししか掛からなかった。


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あんなところから1時間と少しで降りてきた

 最後にもう一度記念撮影をしてゴンドラに乗ってスキー場エンドまで。ゴンドラの最終時刻にも余裕で間に合ったし、温泉に入る時間も十分に確保できた。これなら剣ヶ峰まで行っても良かったかな~と少しだけ後悔した。



 天気の安定した日を狙ったせいもあって、初の厳冬期3000m級はとても穏やかな山行だった。しかし、それでも低音対策、強風対策など勉強になる事も多く、いい経験になった。こういう経験を少しずつ積み重ねていけばいつかアルプスの山頂に立つ事もできるかなあ。
 参加していただいた皆様、ありがとうございました。