晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

愛知川周辺散策 お金明神から鈴鹿の神河内 2012.11.24

お金明神、御利益あるかな

 

<メンバー>
サークル8人
      
<山域、形態>
鈴鹿、ハイキング

 

<コース>
朝明P(8:20)~中峠(9:40)~大瀞鉄橋(10:10)~お金明神(11:15)~タケ谷出合(12:35)~昼食&お茶(12:35~14:15)~鈴鹿の神河内、桂の木(14:20)~根の平峠(15:15)~朝明P(16:10)

 

 11月の三連休は紅葉を楽しむ最後のチャンス。鈴鹿をのんびり歩こうという事で急遽企画したら思ったよりも人数が集まり8人の大所帯になってしまった。三連休の中日だというのにみんなけっこう予定ないんだなあ。(人の事は言えない)

 

 久しぶりに朝明で500円を払ってスタート。紅葉は駐車場やキャンプ場辺りで丁度見頃を迎えており山の紅葉は期待できないようだ。今回は久しぶりに中峠越えで愛知川に降りる予定だ。

 

紅葉は駐車場の辺りが見ごろ

キャンプ場の黄葉

 

 伊勢谷の分岐を過ぎ、堰堤の上から谷をわたって登山道に取り付く。丸木橋が流されていたりしてちょっとスリリングな場所もあったが意外とあっさり中峠へ到着。そういえば曙滝ってマジマジと見たのは初めてだ。

 

木橋が流されていた

曙滝

中峠に到着

ちょっと埋まった?

 

 中峠からは下水晶谷沿いの道を辿って大瀞まで。途中荒れている箇所もあったが30分で愛知川に到着した。大瀞鉄橋はまだ掛かってはいたが傷みが相当激しくもう絶対に渡りたくない程曲がっている。一旦谷に下りて対岸へ渡る。

 

荒れた下水晶谷

こりゃ絶対渡れない

渡渉して

 

 ここで予定を変更してお金明神に参拝する。ここへ来るのもずいぶんと久しぶりだ。昔の奥村さんの道票は見つからなかったが、たくさんのテープと新しい道票で簡単にたどり着く事ができる。初めて見るメンバーも多かったが反応がイマイチだったので内心がっかり。それよりもみんなお腹が減って来たようで、昼食はまだか、とか、どこで昼食だとかうるさい。急いで愛知川左岸の道を上流に向かって歩く。

 

お金明神を目指す

お金明神

炭焼き窯跡が至る所に

 

 正午をずいぶんと過ぎてしまった頃にようやくタケ谷出合いに到着。日当たりのいい風の無い河原に降りて皆さん待望の昼食休憩にする。今日は暖かいものを食べようという事で、Cさんが腕によりをかけて具だくさん味噌汁を準備してくれた。

 

タケ谷出合い、紅葉は終わり

日当たりのいい河原で

暖かい味噌汁(具たっぷり)

 

 愛知川の畔の陽だまりがポカポカと暖かく、風のも無いのでのんびりするには最高の天気。ついつい腰が重くなってしまう。昼食のついでにコーヒー(カフェオレ)を入れておやつを食べ出すともう跡の行程の事はどうでもよくなってしまう。結局2時間近くもまったりしてしまった。

 

食後はカフェオレ(インスタントじゃないよ)

ちゃんと牛乳を担ぎ上げた

まったりティータイム

 

 本来ならばここから上水晶谷の右岸尾根を辿ってキノコ岩、ブナ清水と経由する予定だったがあまりにもお昼をゆっくりしすぎたので、鈴鹿の神河内経由根の平峠で真っすぐ朝明に戻る事にする。

 

 まずは桂の木のご挨拶。登っていたずらをするメンバーにそれを写真に撮るメンバー。みんなお腹がいっぱいになると元気になったようだ。
 

桂の木で遊ぶ

 

 鈴鹿の神河内の二次林はすっかり葉を落としてしまっていたが、落ち葉の絨毯の上に伸びる影が晩秋を感じさせる。まだお昼をいくぶんか過ぎた位なのにもう夕方の雰囲気。斜面を適当に詰めて千草街道に合流する。

 

落ち葉に伸びる影が美しい

 

 あとは千草街道を歩いて根の平峠まで。木々の葉が落ちてしまうと地形が良くわかる。集落のあった辺りには想像以上の平坦地が造成されている。傍らに落ちている陶器のかけらが往時の賑わいを少しだけ感じさせてくれる。

 

根の代の神杉

 

 根の平峠から今回歩くはずだったキノコ岩を眺めながら朝明へと向かう。伊勢谷沿いの道はいつものことながら実際より長く感じてしまうが予定通り暗くなる前に朝明Pに戻る事ができた。

 

キノコ岩が見える

根の平峠

名古屋が一望

 

 今日は紅葉も終わってしまった愛知川沿いをブラブラと歩いただけだったが、皆でワイワイと歩くととても楽しかった。たまにはこういうのんびり山行もいいなあ。参加頂いた皆さんありがとうございました。

 

今回のコース