晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

鈴鹿 赤坂谷からツメカリ谷 沢登り 新たな巻き道偵察 2012.08.12

今回は泳いでみた

 

<メンバー>
単独
      
<山域、形態>

 

<コース>
神崎川林道(9:10)~仙香谷出合(9:25)~8m斜瀑(9:55)~赤坂谷出合(10:25)~大ナメ(10:40)~巻き取り付き(10:55)~彷徨~植林小屋跡(12:50)~ツメカリ谷(13:40)~ツメカリ谷出合(14:10)~取水堰堤(14:50)~神埼川林道(15:00)



 遠征が中止になった日曜日。私が留守にする予定だったのでUちゃんは東京に遊びにいってしまった。逆にこちらが留守番する羽目に・・。雨の天気予報のはずだが思いのほか晴れている。一日家でぼーっとしているのも勿体無いので、週末に予定している赤坂谷からツメカリ谷の下見に行く事にした。

 

 入渓時刻は9時を回っていたが天気予報のせいか、他の車は1台だけ。さっさと取水堰堤の下に降りて仙香谷出合いを目指す。雨が少ないせいか水はチョロチョロだ。
 

水は少ない

仙香谷(赤坂谷)へ

右から越える

泳いで取り付く

どうやって行こうか

泳いで突破

 

 初心者での歩けるようにとコース取りを意識しながら進むが、一人だとイマイチ盛り上がりも無くサクサクと進む。仙香谷出合から1時間で赤坂谷出合、そして大ナメを過ぎた所で初めて休憩を摂る。

 

赤坂谷出合

一人だとサクサク

大ナメへ到着

水量少ないなあ
 
 今日のテーマはこれからが核心部。ツメカリ谷への乗り越しコースの探索だ。辺りをつけていた支谷には山仕事のものと思われる踏み跡があり、あっさりと支尾根に乗る事ができた。辺りは山仕事の踏み跡が縦横にあり、どれが狙ったコースか読み取るのに苦労する。
 

どこから巻くかな

この辺りかな

飯場の跡

 ヤブっぽい尾根を行きつ戻りつしていると方向感覚が判らず彷徨ってしまう。うっかりカラト谷を降りかけたのに気付き、トラバースで狙ったルートに復帰すると探していた植林小屋跡を見つける事ができた。GPSで確認するとさっきすぐ上まで降りてきて引き返した場所だった。

 

 気を取り直してツメカリ谷に下りて行くと若干不安定ながらロープを出すことなく簾滝の少し上流に出る事ができた。乗り越しに正味掛かった時間は45分。上から乗り越すとヤブコギは30分なのでどっちがいいか微妙な所だ。

 

ツメカリ谷

鹿の角

 

 あとはツメカリ谷から本流まで飛び込み泳ぎ、取水堰堤まで一気に下る。S字峡では小さな子供をつれた家族に、更に下流では若い男女のグループを見かけた。

 

簾滝

一人で飛び込んでもなあ

ここも飛び込んで

泳ぐ

本流に到着

子供連れが泳いでいる

S字峡あたり

 

 林道に戻るといつの間にかゲートが解放され、デーキャンパーの若者達が堰堤から飛び込んで遊んでいた。

 

若者たち

 

今回の地図(迷ったのがばれてしまう・・・)

 

※この乗り越しの正味(迷わなかった場合)の所要時間は45分。
 P763の北東部にある鞍部に植林小屋跡(ビールケースが散乱)がありますが、
 そこを上手く抜けるのがポイント。
 山仕事の踏み跡が縦横に走っているので要注意です。