晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

御在所周辺で遭難相次ぐ・・

6月23日、6月30日と続けて御在所で滑落事故(いずれも死亡)があったようです。
 
 
6月23日事故の記事(引用)
 
登山の京都市職員死亡=三重・御在所岳

24日正午ごろ、三重、滋賀両県にまたがる御在所岳(1212メートル)仏谷付近の滝つぼで、京都市伏見区桃山南大島町、同市職員Hさん(48)が倒れているのを、捜索中の滋賀県の防災ヘリコプターが発見した。北條さんは病院に運ばれたが、死亡が確認された。
三重県四日市西署によると、Hさんは23日に日帰りの予定で三重県側から御在所岳に入山。高さ約10メートルの滝から滑落した可能性が高い。
 
 
6月30日の事故の記事(引用)
 
滝つぼに転落、男性心肺停止 御在所岳

 30日午前9時ごろ、三重県菰野町御在所岳(1212メートル)で、登山客から「滝から人が落ちるのを見た」と110番があった。
四日市西署と菰野町消防本部の救助隊が滝つぼから男性を救助したが、心肺停止状態という。
 四日市西署や御在所ロープウエイによると、現場は標高800メートルほどの登山道近くにある高さ十数メートルの滝。男性は1人で滝を登ろうとして、誤って転落したらしい。男性は40~50代で、身長は170センチぐらい。青の長袖シャツに黒の長ズボン姿で登山靴を履いていた。
 
 
 23日は仏谷、30日は本谷の大黒滝の様です。
 
 遭難された方がどのような技量経験をお持ちで何を意図して滝に登ったのか(沢登りなのか、登山中にコースを間違えたのか、はたまた敢えて挑戦しようとしたのか)は不明ですが、沢は一歩間違えば重大な事故につながるという事を改めて思い知らされました。
 
 23日は私も御在所の沢に入っており、なんでも無い所で浮石に乗り転倒。頭を強打しましたがヘルメットのおかげで無事でした。
 
 やはり沢に入る場合には、確実な装備(沢靴、ヘルメット)相棒(単独はリスクが高い)状況に応じた技術(確保技術など)が必要です。沢登り愛好家として、自戒の念を込めて、敢えて記事にしたいと思います。
 
イメージ 1
仏谷の滝
 
イメージ 2
御在所本谷 大黒滝