晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

2012年 京都初詣 今年のテーマは学芸上達

今年も大晦日から実家に帰って家族とワイワイ。久しぶりに賑やかな団欒を楽しみました。

明けて元日は恒例になった京都への初詣。今年は何処へ行こうかと悩んでいましたが
Uちゃんが「今年は書道ガンバル」と言う事なので、書道の上達を祈念できるコースを選びました。

まず最初は平安時代三筆の一人である橘逸勢に縁のある「下桂御霊神社」に向かいます。

阪急桂で下車し、桂離宮に向かって歩くのですが、地図を印刷してこなかったので場所が判りません。参拝客が押し寄せる神社でも無さそうで、辺りにそれらしい人はいません。

やっと見つけた小さい社にはちゃんと「下桂御霊神社」と書いてあるのでお参りします。神主さんもいない小さなお社でしたが、その分、願い事はしっかり神様に届くでしょう。
(後で調べたら今回参詣した社は末社の春日社で少し離れたところに立派な神社があったようです)




でも、これだけでは心許ないので御利益を求めて更に進みます。次は学問の神様の総本家、北野天満宮に向かいます。が、途中、松尾大社があるのでここにも寄り道します。



さすがに超有名神社だけあってすごい人出。今年は暖かく天気も良いのでよけい人が多いようです。御利益大好きのUちゃんは境内で見つけた亀をなでています。



ここはお酒の神様でもあるので全国の酒造メーカーが一升瓶やら樽酒を奉納しています。このラベルを見るのも立派な書道の勉強になるそうです。




あまりのんびりしていられません、嵐山から嵐電を乗り継いで北野白梅町に向かいます。この路地裏を走るような嵐電はけっこうお気に入りです。



北野天満宮はびっくりするくらいの人だかりです。受験も近いせいか、子供づれや若者も目立ちます。合格祈願が一番切実だもんね。


ここでも御利益大好きなUちゃんは牛の像を見つけてなでています。お尻だけでは十分じゃないので頭もなでます。



東京の通勤ラッシュを思わせる人混みの中、社殿に向かってジリジリと進みます。我慢も限界に達しようかと言うところでようやく賽銭箱の前に辿り着けました。背後から硬貨がビュンビュンと飛んでくる中、一心にお祈りします。




お祈りが終わったとは学芸上達のお守りを買ってようやく目的達成です。あーしんど・・。

次は毎年恒例の干支の置き物を買う為に東山二年坂に向かいます。
丁度目の前に停まった路線バスに飛び乗って四条河原町まで。そこから祇園の裏路地を歩き、やっと東山界隈に到着です。


お目当ての人形屋さんはまだ営業中でした。良かった~。
ここで正月三が日限定の土鈴を買ったら今日のミッションは全て完了です。(来年で12個そろいます)

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開いてて良かった(島田耕園さん)

いつの間に店先には灯りが灯っていました。この時間に訪れた事は無かったのですが、なかなかいい雰囲気でした。


帰りの電車に乗る前に文の助茶屋で一服です。今日はろくにご飯も食べずに歩いてきたのでぜんざいはとてもおいしかったです。でもこれで850円は高すぎだなあ。




早く帰らないと弟とその子供たちに夕飯を食べられてしまうので急いで京阪電車に向かいます。
かなり欲張った今年の京都初詣、もうへとへとでした。
でもこれでUちゃんもやる気になったようなので良しとしましょう。

来年はもう少しのんびりいきたいなあ。