晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

西多古知谷&水量谷 鈴鹿スカイライン開通記念2  H23.11.03 曇

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水量谷の滝

<メンバー> 山仲間 2人
      
<山域、形態> 鈴鹿沢登

<コース> 武平峠P~西多古知谷~御在所~武平峠道~武平峠~水量谷~峠道三つ口谷分岐~武平峠

 武平峠滋賀県側の駐車地も満車状態。おまけにもう昼過ぎだというにに今から登って来るグループもいる。スカイライン開通を受けて一気に山がにぎやかになったような気がする。駐車場の裏は水量谷に至る踏み跡になっており、そこから入渓。すぐに立派な滝が現れたのでここで遅めの昼食にする。先ほどの西多古知とは違って水量もあっていい雰囲気だ。


 昼食の後、さっそく遡行再開。谷筋の紅葉は丁度見頃を迎えており花崗岩の白い川床ともマッチしてとても美しい。日本庭園のような(若干あれているが)風景を楽しみながら快適に遡行していく。




 と、思ったのもつかの間、谷はすぐに水量を減じやがて伏流してしまう。紅葉を眺めながらのゴーロ歩きを続けるとだんだん傾斜が増してきて水の無い滝に行く手をふさがれてしまった。




 何とか巻けそうなところを探していくと左側に傾斜が緩くなっていそうなルンゼがある。下から見ると簡単そうだったのでI君がフリーで取り付くが、壁はボロボロで非常に不安定。何とか立木まで這い上がってロープをセットしてもらう。この辺りの岩質は脆いので注意が必要だ。


 谷に復帰してピークを目指すという選択肢もあったが、地形図を見るとこの先は更に傾斜が立っている。さっきのボロボロ壁ですっかり戦意を喪失してしまったので目の前にある登山道に出る事にした。


 登山道に出ると目の前に三つ口谷源頭の崩壊地が広がっていた。鎌ヶ岳の荒々しい北面が見える。今回もピークには拘らず、登山道をそのまま下山する。




 武平峠道の上部は浸食が進み沢靴では歩きにくいが少し下ると快適な登山道になる。あっという間に武平峠に到着。三重県側へ下りる登山道をたどって駐車場へ。



 駐車場は相変わらずの大混雑。紅葉見物の観光客からバイク乗り、車乗りなど様々な人種が溢れていた。通行止め前のスカイラインはこんな感じだったんだなあ、とちょっとだけ感慨深いものがあった。
(着替えるのは少々恥ずかしかった)


 今回の武平峠付近のマイナー沢2本はどちらもバリエーションルートとしては十分楽しめた。特に西多古知は大滝の落ち口の展望台、そこから上のナメも楽しい。機会があれば雨後に調整してみたいと思った。