鈴鹿 赤坂谷から釈迦ヶ岳 沢登り 紅葉渓泊で八風越え ② 2011.10.29-30
赤坂谷源頭部
<メンバー>
サークル 4人
<山域、形態>
<山域、形態>
<コース>
<1日目の記録>
落ち葉の積もったテン場は寝心地が良く9時間も寝てしまった。これで下界の睡眠不足も解消できたかも。昨日の鍋の残りにウドンを投入して朝食にする。暖かくてウマイ。
天気予報は当たったようで、思ったよりも早く雨がぱらついてきた。急いで撤収にかかる。
今日の行程はこのまま沢を詰めて釈迦ヶ岳に上がり八風渓谷まで下る予定。もう沢は小川程度になっており、道型も明瞭なので運動靴に履き替える。
今日の行程はこのまま沢を詰めて釈迦ヶ岳に上がり八風渓谷まで下る予定。もう沢は小川程度になっており、道型も明瞭なので運動靴に履き替える。
源頭部は丁度いい色に紅葉(黄葉)していてまるで日本庭園のような美しさ。登っていくと泊適地がいくつも見つかった。釈迦ヶ岳方面から下ってくるのもいいかもしれない。
谷沿いの杣道を行く
日本庭園の趣
この辺で泊まっても良かったかな
石を組んで作ったような滝
傾斜が緩くなってきた
ちょっとした連瀑帯を越えると水はほとんど涸れてしまい平坦な場所に飛び出た。稜線はもう手が届きそうな位置にある。左手の斜面に取り付くとドンピシャで釈迦ヶ岳の頂上だった。こんな天気にも関わらず、何人もの登山者に会った。
ちょっとした連瀑
靴を濡らさないように
水が切れて平坦地に
斜面に取り付く
釈迦ヶ岳の頂上
今にも降り出しそう
幸い空は小康状態を保っており雨も朝方のパラパラのみ。なので、予定通り八風峠に向けて県境縦走路を北に向かう。稜線上は葉が散ってしまい冬枯れのようだが岩ヶ峰はきれいに色づいている。釈迦~三池間最低鞍部の近江側には雰囲気のいい森が広がっていて、この辺に上がってきてもいいなあと思った。
幸い空は小康状態を保っており雨も朝方のパラパラのみ。なので、予定通り八風峠に向けて県境縦走路を北に向かう。稜線上は葉が散ってしまい冬枯れのようだが岩ヶ峰はきれいに色づいている。釈迦~三池間最低鞍部の近江側には雰囲気のいい森が広がっていて、この辺に上がってきてもいいなあと思った。
まるで冬のような稜線
岩ヶ峰の尾根
赤坂谷源頭部の2次林、こちらも美しい
八風谷源頭の崩壊地が見え出すとガスが上がってきた。峠を雲が越えて行く様子は幻想的だ。仙香池で休憩しているとパラパラと雨が降ってきた。
釈迦ヶ岳を振り返る
八風中峠付近
仙香池で休憩
ガスが降りてきた
峠を越える雲
歴史の道を下る
石仏
八風谷は2008年の豪雨で土石流にやられたが、その傷跡は今も生々しく残っている。とても林道があったとは思えない左岸の道を歩き、昼過ぎには射撃場跡の近くの駐車地に到着。デポ車で取水堰堤まで向かう途中に本格的な雨になってしまった。
荒れた八風谷を渡る
滝ヶ谷
通いなれた赤坂谷も、季節を変え源流まで詰め上がれば今まで見る事の無かった素晴らしい景色に出合う事ができた。落ち葉の流れる清流、2次林の黄葉の静かな佇まい、焚き火を囲みながらのひと時、鈴鹿の良さを再発見出来た沢旅だった。リーダーのBやんはじめメンバーのみんな、本当に楽しい2日間をありがとう。
終わり
今回のコース