晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

御在所前尾根 3度目の挑戦は1歩前進?    H23.05.03 曇

イメージ 1

  ヤグラで懸垂下降

 

<メンバー> 山仲間(3名)
      
<山域> 鈴鹿

 

<コース> 裏道登山口~藤内小屋~前尾根(P7~P2)~前壁~裏道~藤内小屋~裏道登山口


 GW5日目は岩登り。先生であるRYUさんに声をかけていただいて急遽決まった山行。Tっちゃんも参加となり3人でのワイワイと楽しい山行になりそうだ。

 

 湯の山温泉までの道のりはGW真っただ中の大渋滞に巻き込まれ少し遅刻。これほどまで混んでいるとは思わなかった。申し訳ありません。

 

 鈴鹿スカイラインも例に洩れずたくさんの車であふれていた。何とか路肩に車を停めて裏道から歩きだす。今日は天気が下り坂なので降りださないうちに取り付いておきたい。先頭のRYUさんの足も心なしかハイペース。
 御在所の裏道は親子連れや若者で大賑わい。すっかりきれいになった藤内小屋(まだ工事はやっていますが)では鯉のぼりが泳いでいた。

 

 

 

 水場で休憩した後、いよいよ藤内壁入口へ。いつもこの光景を見ると緊張してしまう。GWの前尾根は常連さんは皆さん遠征に行っているのか、我々の先には1パーティーがいるのみで、P7の取り付きも待ち時間ゼロという状態。心の準備ができないまま、RYUさんはスルスルとクラックを登っていってしまい、2番手は私。

 

 

 さすがに今回で3回目。しかもこっそり柔軟体操とウエイトトレをやっているので少しは違うかな~と思っていたら、別の意味で違っていた。クラックは何とか登れたものの、フェイスの乗り越しに全然手がでない。前回2回は上手く越せたはずなのに・・。結局、支点にカラビナを噛ましてA0でクリア・・。

 

 

 

 続くP6も何とか乗り越えてようやく一息。周りを見る余裕ができたついでに一の壁を見るとたくさんのクライマーが練習をしていた。けっこう、おじさん、おばさんがいるので私も頑張ろうと思った。

 

 

 

 P5は比較的簡単な箇所なのでリードの練習をさせてもらった。支点の取り方、セカンドの確保の仕方、わかっていたつもりだったけど本番では大事な所が抜け落ちていた。まだまだ余裕が無い。すぐ横をスリム(うらやましい)な若者二人のパーティーが追い抜いていった。

 

 

 

 P4滑り台の取り付きで昼食休憩。ずいぶんと手こずったようで結構時間がかかってしまった。ただ、緊張もほぐれて来たのか、ちょっとずつ慣れてきた。

 

 午後の一発目はP4の滑り台。ここは高度感が恐ろしくあるうえに、前回テンションをかけてしまった忌まわしき場所。今日はノーマルルートで行くと言っていたので、少し安心していたが、せっかくだからという事でスベリ台にコース変更。一気に緊張が高まる。

 

 

 ただ、今回はじっとRYUさんの登り方を見ていたせいか、前回よりもスムーズに登る事が出来た。当然テンションも無し。今回初めて自分の成長のようなものを実感できた瞬間だった。

 

 

 

 続くP3で私とTっちゃん、それぞれリードの練習をした後、クラックルートを登る。クラックに足をねじ込むとまだまだ痛かったが何とかクリア。そしていよいよP2のヤグラへ。

 

 

 

 前回、前々回は時間切れだったり先客がいたりして断念していたP2のヤグラだが、今回は空いているため、挑戦できる事になった。見た目は大き目のクラックがあり、難しそうにみえないのだが、実際に登ってみると確実なホールドは無く、一部、僅かにハングしているところもあり、もう恐ろしいのなんの!・・。あまりにも指先に力を入れすぎたせいか、途中で指が攣ってしまい、岩にしがみ付きながら指の腱を延ばしたり、思わず下を見て頭がクラクラしたり、結局どうやって登ったのか思いだせない程、緊張の連続で何とかクリア。Tっちゃんはさすがで私の半分以下の時間でスイスイと登ってきた。 

 

 

 

 締めはヤグラからの懸垂下降。久しぶりの懸垂にやっぱりドキドキしたが、上手く体を預けられるようになると後は楽しくスルスルと下って行ける。下りながら岩壁を見て、よくこんなところを登ってきたなあと感心してしまった。

 

 

 ちょうどヤグラの基部に下りてきたところで雨がぽつぽつ。急いで下山準備をして前壁経由で裏道から下山。結局、ほとんど降られる事無く鈴鹿スカイラインへ到着。帰る準備をしているとカモシカのお見送りがあった。

 

 

 

 今回で3度目の前尾根。来る度に課題が出てきてしばらくは練習しなければと思うのだが、実態は中々・・。それでも前回怖かったP4滑り台が思ったよりスムーズに登れたのは自分にとって少しは自信になった。ここでの経験を沢で活かせるように色々と頑張っていきた。

 

 いつも丁寧に指導してくれるRYUさんとお付き合いいただくTっちゃんに感謝感謝の一日だった。