晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

ブナ清水 ブナ清水でお茶を  2010.09.26

ぶな清水

 

<メンバー>
サークル
      
<山域>

 

<コース>
朝明駐車場~ぶな清水(往復)



 夕方からサークルの例会があるので、昼間は鈴鹿の山でのんびりとお茶会をする。朝、ゆっくりとした時間に朝明に集合し、伊勢谷に向かって歩き出す。

 

 2008年の豪雨ですっかり荒れ果てた伊勢谷沿いの道は、菰野町の努力もありずいぶんと整備されて歩きやすくなっている。下部は右岸の林道では無く左岸に新しい道が付けられている。

 

立派に整備された伊勢谷沿いの道

 

 歩き始めて1時間弱でブナ清水分岐に到着。笹で覆われ、知る人ぞ知る(でもほとんどの人が知っていた)といった数年前のも影は全くない。笹は姿を消し、明るい登山道になっている。

 

看板までついた分岐に昔の面影はない

 

 かなり明瞭になった踏み跡をたどり、標高を100mあまり上げていくと、辺りは雰囲気のいい広葉樹の2次林に囲まれ、足元の流れはいつしかせせらぎに変わる。

 

辺りが森に囲まれ雰囲気が良くなってくる

もう少し

 

 ぶながぽつぽつと出てくると水の流れはチョロチョロになる。その水が大岩の下から流れ出しているところがブナ清水だ。たくさんの人が訪れるようになり、もう少しあれた感があると思ったが、静かな佇まいは依然のまま。

 

ぶな清水に到着

 

 早速水を汲んでお茶を沸かし、お茶会を開始。各自上限無しでおやつを持参しているので、食べきれないほど。おしゃべりの方は女子に任せ、のんびりと、そしてボーッとする。

 

冷たいね 

お茶会

 

 話が尽きるとシートの横になって昼寝の時間。我々の後に到着した男性二人組ものんびりとお昼を食べ、昼寝をしているようだ。

 

時間がゆっくりと過ぎていく

 

 午前中の晴れ間が嘘のように空は雲に覆われ、辺りが急に薄暗くなってきたので予定を1時間早く切り上げ、下山する。

 

 普段、時間に追われせかせかと登っているので、たまにはこういうのんびり山行もいいもんだ。次回は紅葉の中に包まれながらのお茶会もいいかな。