笛吹川東沢から釜ノ沢 メジャー沢へプチ遠征② 2010.08.14～15

甲武信岳(日本百名山)

<メンバー>

山仲間
　　　　　　
<山域>

奥秩父

<コース：2日目>

泊地～ヤゲン滝～ポンプ小屋～甲武信岳～甲武信小屋～戸渡尾根～西沢渓谷駐車場

 

 1日目の記録

ikuyayuuki.hatenablog.com

　朝起きると天気は回復傾向でよしっ！今日は甲武信岳まで登って一気に１３００m降りなくてはいけないので気合いを入れる。しかし、延々と続くゴーロ歩きで気合いもすぐにしぼんでしまう・・。結局ゴーロは1時間ほど続いた。

荒れた広河原

　退屈になってきたところで、目の前に４段４０mの滝が現れた。やっぱり沢は滝が無くては。ここはサクッと左から超える。傍らにはソバナ、シモツケソウ、ダイモンジソウが目を楽しませてくれた。

４段４０m

滑りそう・・

ソバナ

シモツケソウ

ダイモンジソウ

　４０m滝の上はすぐに水師沢出合い。ここにもいい感じの泊適地があった。進路を右にとってさらに進む。傾斜はどんどんきつくなってきて、高度計の数字を見るのが楽しい。二又を右にとり、最後に現れた４０m滝を越えると谷は木賊沢を分けてさらに細くなる。間の尾根にある踏み跡をたどると左側にナメが流れている。

倒木

先行パーティーに追いつく

最後のナメ

　傾斜が緩くなった辺りで谷に戻り、後はひたすら詰めるだけ。この辺りまで来ると前にも後ろにもパーティーがいて賑やかだ。人工物が見えたかな？と思ったら甲武信岳のポンプ小屋。ここで遡行終了とし、靴を履き替える。

ナメを詰めると

人工物が見える？

ポンプ小屋

　ポンプ小屋からは１０分足らずで甲武信小屋。ザックをデポし、さらに２０分ほど歩いて甲武信岳に登るが、空は霞んでいて富士山は見えなかった・・。

甲武信岳

富士山は見えない・・

　甲武信小屋に戻り、大休止。ここからは標高差１３００mの下りなので気合いを入れる。木賊山を越えてヘロヘロになりながら戸渡尾根を下る、最後はヌク沢方面に下り、昔の線路後をたどって西沢渓谷へ到着。下山は３時間かかってしまった。

甲武信小屋

木賊山

戸渡尾根の分岐

　帰りの温泉はうっかり由緒ある老舗旅館に入ってしまい、１５００円もとられてしまった・・。（まあ、いいお湯だったけど）。帰りの高速も思ったほどの渋滞も無く、スムーズに名古屋に到着。台風のせいでいろいろあったけど、結果的にはいい沢になった。I君ありがとうね。