芦廼瀬川 真夏の清流で水泳大会② 2010.07.24-25
深緑の淵
<メンバー>
山仲間(3人)
<山域>
<山域>
大峰
<コース>
七泰ダム-芦廼瀬川(白谷)-(泊)-堰堤-林道分岐
明け方は寒くて目が覚めた。さすがに真夏でもタープだけではきつかったか・・。夕べは横着しないで合羽を着れば良かった。それにしても標高700mに満たなくても周りに人間がいないだけでこんなにも涼しいなんて・・。なんだか温暖化の正体を少しだけ見つけたような気がする。
二日目も気持ちのいい晴天。朝食のパンを腹に詰め込んだら、さあ出発だ。体が温まる前にいきなり泳ぎからスタート。いやが上にも目が覚める。
今日も透明感抜群
朝から泳ぎで目が覚める
途中、大きな岩に阻まれてルートを探すような場面もあったが基本的に渓相は昨日に比べてぐっと穏やかになる。途中、頭の上の高さに流木が丸ごと一本挟まっていた。増水のときは恐ろしくて遡行出来たもんじゃないなあ。
こんなところもある
頭の上に引っかかる流木
歩くにつれ、谷の中にも日がさしてきてとてもいい感じ。時折泳ぎも交えるが基本的にはザブザブと膝下位の水深のところを歩いていく。小魚が足の周りをまとわりつくように泳いでいく。
日がさしてきていい感じ
ザブザブ歩く
いいなあ
いいなあ
魚もたくさん
時折、驚くほど深い淵が現れる。高低差の無い谷だがよほど水量が多いのだろう。紀伊半島の本流の姿を垣間見た気がする。歩いてばかりでは退屈するのでわざと泳いだりもする。吊り橋の下をくぐって現在位置を確認。
驚くほど深い淵
泳いで
泳いで
吊り橋を通過
また泳ぎ
洞窟の様にえぐれた側壁を持つ深い釜ではロープを着けて泳いで対岸に取り付く。最初にトライしたふ~さんは上陸地点の手がかりが悪く、あえなく撃沈。次に私が何とか這い上がって後続をロープで手繰り寄せる。
深緑の淵
泳いで対岸に取り付くふ~さん
赤いナメ床が出てくると谷は一層穏やかになってくる。この辺りに来るとだんだん退屈してきて、ついつい足元がおろそかになってくる。途中、昔、谷に転落したらしい車の残骸を超え、右から笠捨谷が入ってきたところでようやく狼返しの滝に到着。
赤いナメ床が出てきた
南紀に雰囲気が似ている
車の残骸?
笠捨谷
狼返しの滝
ここまでくればもう先は知れている。C君は早速滝の上から淵に向かってダイビング!元体操部のC君は何とバク転で入水(シャッターチャンスを逃してしまった)
狼返しの滝(上から)
飛びこまんとするC君
狼返しの滝を過ぎるとほどなく堰堤に出くわす。まだ遡行する時間的な余裕もあるが、帰りも6時間の運転が待っているので早めにここで切り上げる事にする。堰堤下の左岸、支谷を登るとドンピシャで車のデポ地点についた。
堰堤で遡行打ち切り
右の支谷を詰めると林道分岐へ出る
後は車を回収し、十津川温泉で汗を流して昼食。帰りは谷瀬のつり橋を見に行くというC君と別れて、新宮経由で帰名。これは奈良県縦断コースよりも早かった。なんだか新宮あたりも十分に行動範囲に入ってしまったような気がする。
一緒に行っていただいた、ふ~さん、C君ありがとう!