晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

野洲川元越谷 鈴鹿の名渓ワイワイ遡行   H22.05.30 曇/晴

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元越大滝

<メンバー> サークル
      
<山域> 鈴鹿

<コース> 大河原-元越谷-県境稜線-水沢峠-大河原

 
 このブログでは約半数の記事が沢登り関係になってきたが、世間ではまだまだ少数派。メンバー確保に汲々とする事もあり、身近な仲間への沢登り普及は自らに課した密かな使命である。

 そこで所属するサークルでもさっそく沢登りを企画する。若干早いかなという気がしないでもないが、新緑の美しいこの時期に清流と戯れる事ができれば心を奪われる事は必至(と願う)。コースは「ここに行って沢が好きにならなければ見込みが無い」鈴鹿の名渓元越谷。

 鈴鹿スカイラインが通行止めの為(いつ復旧するのかなあ)、亀山回りでカモシカ荘に集合。メンバーは沢登り初体験者2名を含む8名で満員御礼。車2台に分乗し大河原橋に進む。

 橋の袂から歩き、ゲートを越えて更に林道を歩く。うっかり猪足林道に入ってしまい引き返すと言うチョンボもあったが木材の積み込み場のような広場から入渓。沢慣れたYさんを先頭に指名し、最後尾を歩く。


 いくつか堰堤を巻いて最初に現れるエメラルドグリーンの淵はヘツリに失敗するとドボンしてしまう最初の見せ場。誰かがドボンしないかカメラを構えてチャンスを窺うがみんな見事にクリアー。




 次の堰堤は高度感のある巻きで乗り越え、元越大滝にやって来た。数日前の雨のせいか今まで見た中では一番の水量で大迫力。みんなしばらく呆然と滝を見ている。(心配しなくてもちゃんと巻き道がありますから。)



 集合写真を撮って大滝の巻きに入る。右側のルンゼを登り、立ち木とFIXロープを使って落ち口に出る。上からのぞき込むとちょうど太陽が差し込んでとてもいい感じ。



 滝の上からが本番だ。白い花崗岩の岩の間を小滝と釜が競演するとても美しい区間。ただ、空が曇りがちで肌寒いのが残念。太陽がギラギラだともっと積極的に水に入れたかもしれない。



 それでも時折太陽が顔を出すと流れが一斉にキラキラと輝きだす。沢初体験のKさんもバランス良くヘツリをこなし、だれもドボンする事無くどんどん遡っていく。





 右から数メートルの滝が流れ込んで来るとそこが仏谷出合。お腹がずいぶんと減って来たので岩の上でランチタイム。今日はせっかくの沢なのでソーメンにしたが、女性陣はすっかり寒くなってしまったので、後半は暖かいソーメン(にゅうめん?)に切り替える。


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お昼はソーメン(ちょっと寒かった)

 ご飯を食べてからの後半戦は傾斜が増してきてちょっとスリリングになってくる。まずは突っ張って登る小さな滝。先頭のYさんに後続のフォローをお願いする。足の置き場、手の置き場を頭を使って考える少々クライミングチックな行為と水を存分に浴びる解放感(少し寒いが)、みんな沢登りの醍醐味を十分に味わってもらう。



 谷がどんどん狭まり最後の15m多段を登る頃には、みんなすっかり慣れてしまい、怖がる様子も無くスイスイと登りきってしまう。これは頼もしい。最後は小川のようになった流れを忠実に流れを詰めてポンと稜線に飛び出す。




 稜線に上がると三重県側はガスガスで今にも降り出しそうな雲行き・・。稜線を水沢峠まで歩き、登山道で大河原まで戻る。


 最後はカモシカ荘の温泉で体を温めてさっぱり。今日は思ったよりも気温、水温が低く、初めての人にはちょっとどうかな?と思ったが、みんなの反応は中々のようだ。特に山歴は長いが今日が初沢のTやん曰く「こんな世界があったんですね。ハマりそう」との事。これで当初の思惑通り、沢仲間が増えそう。

 さあ、次はもっと楽しい泳ぎ系の沢に行きましょうと次回の宣伝をしっかりやって今回の山行を締めくくる。皆さんお疲れ様でした。