晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

ダイラ 紅葉の天幕と落ち葉の絨毯 (ヤブコギネットオフ会) 2008.11.09

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きれいだね


<メンバー>

山仲間

 

<山域>

 

<コース>
時山~アンゾ谷~ダイラ~琵琶池~時山


 通風山さん主催の掲示板ヤブコギネットのオフ回が開催されるというので参加してきました。今回で4回目になるオフ会は、2年前の第1回に参加したきりなのでとても楽しみです。最近は投稿するメンバーも増え、大いに盛り上がっています。普段はハンドルネームしか知らない人たちの実物を見る事が出来るのでちょっとドキドキです。

 

 最初は一人で参加しようと思っていたのですが、ちょうど紅葉も見ごろなので、最近のっているUちゃん(うちの奥さん)を連れて行く事にしました。そんでもって、前日の沢登りが天気のため中止になったEちゃんも一緒に行く事になります。

 

 このメンバーでは、道なき道を藪を漕いで行くわけにはいかないので、オーソドックスに時山からアンゾ谷経由で向かいます。時山のバンガロー村駐車場にはすでにたくさんの車!みんなヤブコギオフへ行くのでしょうか。

 

 駐車場の脇でEちゃんがむかごを見つけました。手の届かない所だったので二人で協力しています。こんな事ばっかりしているので、なかなか先に進めません。

 

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むかごを見つけたよ

 

 アンゾ谷の登山道にはいつの間にか立派なモノレール(資材運搬用)が付いていました。大阪ガスが地質調査をする為のものだそうです。歩くのに少し邪魔になるモノレールに沿って登山道を歩いて行くと、サンヤ(火葬場)、炭焼き窯、ワサビ田の跡など、山と深い関係を持つ時山の人たちの生活の跡を見る事ができます。どれも最近まで使われていたようです。

 

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地質調査のモノレールとサンヤ(火葬場)

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炭焼き窯

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わさび田跡

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炭焼き窯跡

 

 登山道は最初、植林の谷沿いを何回か渡りながらついています。途中、両側がぐっと狭くなり、再び広がると目の前に2次林の紅葉の森が広がります。

 

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谷が広くなってくると

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紅葉の森が広がる

 

 登山道は谷に沿ってさらに奥にんびて行きますが、ダイラはここから右手の方に入って行きます。緩やかな斜面をほんの少し登ると、目の前には落ち葉は敷き詰められた疎林帯になります。

 

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ダイラの入口あたり

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いい雰囲気

 

 なだらかな曲線を描く斜面は、一面落ち葉に覆われていてまるで絨毯を敷き詰めたようです。見上げれば紅葉が天幕のように頭上を覆いっています。本当にいい雰囲気です。

 

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落ち葉の絨毯

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落ち葉に埋もれた窯跡


 集合には少し早いので辺りをブラブラする事にします。紅葉のきれいな場所を探し、斜面を登って行きますが、なかなかいい場所はありません。そのうちオフ会に参加するだろう人たちの声が聞こえはじめました。

 

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あたりをブラブラ

 

 少しだけトラバースすると雰囲気のいいコバにつきました。ぶなの木が何本かあり、シロモジもいい色になってます。ちょうど葉が笠のようになった木の下に座り、紅葉を楽しみます。

 

 

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 紅葉もちょうどいいかな

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きれいだね


 集合時間もそろそろなので、出発しようかという時になって、オジョウサン二人がぶなの木に登って遊び始めます。もう、いいから早くいこうよ。

 

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ぶなで遊ぶ

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落ちても大丈夫


 下からはガヤガヤと声が聞こえはじめました。あ、始まってしまった。5分遅れで到着です。カンパイの後、グーさんの司会で自己紹介が始まります。

 

 自分の順番が回ってくるまで、鍋焼きうどんで体を温めます。うどんには秋狸さんが採取した「ヌメリスギタケモドキ」という名前だけではとても食べられそうにないキノコを入れて、おいしくいただきました。

 

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オフ会に5分遅れで到着

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今日は寒いので鍋焼きうどん(現地調達キノコいり)

 

 自己紹介のあとはワイワイと雑談。シャイな私はなかなか話ができませんでしたが、それでも山でお会いした事のある何人かとは山行で御一緒する約束なんかもして、何とも楽しい時間を過ごしました。最後に記念撮影をして解散です。

 

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記念撮影(風景)

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楽しい時間をありがとうございました

 

 帰りも各自好き勝手なルートを取りますが、これまたオーソドックスに琵琶池経由で帰ります。このルートで帰ろうと思われていた方はたくさんいたようで、琵琶池で合流し、そのまま時山まで一緒に変えいました。

 

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琵琶池

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落ち葉の絨毯

 
 帰りはアタントで暖かいコーヒーを飲んで締め。Uちゃんも楽しんでくれたようです。このような素敵な場を設けてくれた痛風山さん、そしてヤブコギの皆さんに改めて感謝です。次は山でも御一緒したいですね。