雨の峠道
御在所の紅葉を楽しんだ翌日は北鈴鹿、藤原岳の紅葉を楽しむ事にします。しかし、生憎の雨で集合場所についてもやむ気配はありません。ですが強気のリーダーは決行の判断です。午後からの降水確率は20%まで下がるとの事。それじゃあ行きましょうか。
木和田の尾根は気持ちのいい二次林帯ですが、標高が低いせいか紅葉はまだまだ。樹林の中を歩くので雨もあまり気になりません。途中、とても変なものを見つけました。これは何でしょう。(自然に出来たもの?それとも誰かのいたずら?
やがて鉄塔の下にでると視界が広がります。空は灰色の雲が垂れ込め、山肌を雲が駆け昇って行きます。とても午後から快方に向かう気配はありません・・。
山座同定しようにも視界が悪い
山腹を駆け上がるガス
それでも落ち葉でふかふかも道を歩くのは気持ちのいいもので、だんだんと高度を上げるといつの間にか木々も色づき始めています。大きな栗の木の下では山栗のイガがいっぱい落ちていました。
山栗のイガ
中部電力の作業小屋を過ぎると稜線はもうすぐです。鉄塔がずいぶんと大きく見えます。この辺り(標高900m)辺りまで来ると紅葉も結構進んでいるようです。
稜線の鉄塔が見えてきた
稜線付近の紅葉、いい感じ
巡視路の踏み跡を辿り稜線まで一気に上がります。おもった通りガスで何も見えません・・。おまけに風も強く、体温が一気に下がる感じです。時間はすでに午後になっていますが雨脚は一層強くなった感じ、天気が良くなるなんて言ったのは誰?って感じです。
ガスに煙る鉄塔
それでも何とか頭陀ヶ平の三角点までは歩くことにします。ここでにっこり記念撮影。こんな雨風ですがそれほど悲壮感が漂っていません。ただ、お昼ごはんを食べる場所があるのかどうかが心配です。
水も滴るいい男達
峠からの道は歩きやすい
坂本谷との分岐に来ると雨脚が少し弱くなったので木陰でお昼御飯です。こんな時は暖かいラーメンがとても美味しく感じます。タープなんかを持ってくると食事の時に困らないな~と思いました。次からはちゃんと持ってこよう。