茶屋川から藤原岳西尾根 2007.11.18
茶屋川の紅葉
<メンバー>
サークル
前日の記録
いい感じ①
紅葉の下でピース
谷の幅が狭まってきた
谷が狭まった辺りで流れが急激に蛇行している箇所に蛇谷の出会いがある。蛇谷は江戸時代の昔、銀山があり、銀鉱脈が蛇のうろこの様に光っていたからこの名がついたらしい。相当の量の採掘量だったらしいが、そんなことは想像もできないような小さな谷だ。
ふかふかの落ち葉
急斜面を30分ほど登ると傾斜が緩やかになり、雰囲気のいい場所にでる。あたりはシロモジやぶなも少しある気持ちのいい二次林だ。晴れていたら尚いいのになー。でも、ガスがうっすらとかかり幻想的な雰囲気。フカフカの落ち葉の絨毯を歩くのが気持ちいい。
落ち葉の中を
落ち葉の中を2
やがて、藤原岳の西斜面が見え始めると、滋賀県側の谷からガスが沸きあがってくる。典型的な冬型。空の雲はめまぐるしく流れていき、一瞬ではあるが太陽も顔を覗かせる。
頂上直下の西斜面
一瞬の太陽
低く立ち込める暗雲
下界(三重県側)は晴れているようだ
藤原岳山頂から治田峠までの県境縦走路は、いやになるくらいの急傾斜を下りることになる。ずるずるとすべるのをこらえながら、木につかまり下りていく。時折雨が降り、あまりのんびり歩いていられないな。
天気によっては茨川まで昼食抜きで歩こうかとも思ったが、空腹に耐えかねたメンバーからご飯を食べようとの声があがったので、風を避けられる窪地を見つけて昼食。気温が低く、ガスの着きが悪いのでなかなかお湯が沸かない・・。ツェルトをかぶって風を避け、なんとかお腹を満たすことに成功する。
伊勢谷は荒れてはいたが、ところどころに綺麗な紅葉が残っていた。やがて、突然巨大な堰堤が現れると後は、人工的にならされた道を通って茨川へ帰着。やれやれ。でも、雨もパラパラで済み、なかなか楽しい山行だった。登ってよかったなー。
風が強く、寒いので早々に解散。またデコボコの林道と石グレ峠のクネ道を走るかと思うとうんざりするが、なんとも楽しい二日間だった。ゆっくり山に泊まってなんだか充電されたようだ。さあ、寒気が本格的に来る前に帰るとするか。