鎌ヶ岳 ピンク色の馬の背尾根 2007.04.15
イワウチワ
<メンバー>
サークル
<山域>
<コース> 湯ノ山温泉-馬の背尾根-鎌ヶ岳-三口谷-湯ノ山温泉
今日はサークルの仲間と鎌ヶ岳馬の背尾根へ、下見も含めて2週連続同じ場所となるが、いい山行にするには入念な準備が必要だ。でも、お天気だけにはかなわない。最近の天気はネコの目のように変わるが、当日はなんとか一日を通じて晴れそうだ。
湯ノ山温泉の蒼滝Pに車を停め、温泉街の中を歩く。御在所ロープウェイ駅は人影まばらだが、車は結構止まっている。
今日の取り付きは三岳寺の境内の裏から。三岳寺ではタムシバがきれいに咲いていた。この一週間で確実に春は進んでいる。
三岳寺
最初の取り付きは急登。今日はリーダーなのでしんどいそぶりは見せられない。花の名前のレクチャーをしながら余裕そうに歩くが、実はしんどいのである。気の早いイワカガミが早くも花をつけようとしていた。
イワカガミが咲き始め
尾根にあがるかどうかの急斜面からイワウチワの群落が現れる。ほとんどが花を咲かせており、やはり今日が一番の見頃だろう。やわらかいピンク色のフリルがカワイイ。
イワウチワが出迎え
イワウチワ②
イワウチワ③
アカヤシオも咲き始め
アカヤシオ御在所をバックに
標高を徐々に上げて行くとアカヤシオをいつしか蕾だけになり、なんだか急に淋しくなった気がする。しかし、あたりの木をようく見ると蕾がいっぱい膨らんでおり、もう1から2週間すれば尾根を染め上げる様子が想像できる。
まだまだ蕾が多い
白ハゲ
ちょっと一息
かずら谷分岐をすぎると岳峠は目の前。笹のトンネルをくぐると目の前に荒々しい鎌ヶ岳が現れる。ここでしばらく休憩を取る。(この休憩でもう少しおそかったら・・)
鎌ヶ岳(岳峠付近から)
岳峠から鎌ヶ岳頂上部へ向けて登りはじめたところで地震に遭遇。けっこう大きな落石があり、下を歩いている人も、あわや事故に、というタイミングだった。われわれも後数分、休憩が長ければただではすまなかったかもしれない。
頂上で、地震の情報収集をすると亀山で震度5強!。亀山から来たメンバーもいるので、もう気が気では無い。メール、携帯でメンバーの家族の安否は確認できたが、山を楽しもうという気は失せてしまい、最短コースの三口谷へコース変更して下山する。
頂上部では太陽に傘がかかり、地震の後だけになんだか不気味だった。
頂上部では太陽に傘がかかり、地震の後だけになんだか不気味だった。
太陽にかかる不気味な輪