ブログ引っ越しの際に抜けていた記録を順次アップしておこうと思います。
古い記録&季節外れになりますが、ご容赦ください。
練習風景
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部 9名
<山域・形態>
鈴鹿・訓練
<コース>
鬼ヶ牙ふもとの岩場 8:00~16:00頃
サークル内でロープを出す山行に一緒に行けるメンバーを増やそうとロープワーク勉強会を開催します。「今年ロープを使う山行に参加する気持ちのある方は参加ください」と呼びかけると9人ものメンバーが集まってくれました。
場所は鈴鹿南部鬼ヶ牙の麓の岩場。下部は緩いスラブで支点のボルトもしっかり打ってあるので、練習にはちょうど良い場所です。
今日は基本の手順をマスターするという事でまずはハーネスへのロープの付け方。沢ではカラビナを介して付けるので、こういう基本はしっかりとやっておかなければ。


まずはハーネスにロープを装着
続いて支点の作り方。2か所ある固定ボルト(ペツル)を利用して固定分散で構築します。そしてセルフビレイはハーネスにつけたメインロープから取ります。
支点構築
固定分散で


メインロープでセルフを取る
今回は沢メンバーも多いのでムンターヒッチを使った確保の仕方も説明。岩場ではビレイデバイスを使うのが主流だけどね。
これはムンター
ヌンチャクの掛け方、セカンドのビレイの仕方を説明したいよいよ実践編。この辺は実際にやってみないと中々身に付きません。


まずは登ってみる 確保もしっかり


テイクオフ


どんどん登りましょう
慣れてきたらもう一つ上の支点まで登り、マルチピッチの手順の確認。ツルベの場合のセルフビレイの取り方、ビレイデバイスの付け替え、登攀具の受け渡しを一つずつ確認しながら行います。この辺は普段、沢ではめったにしないので戸惑うなあ。
マルチピッチも練習
あとは時間が許す限り反復練習。当然、懸垂下降も練習します。
ちょっと腰引けてるよ
ロープからませたらだめだよ
ほぼ丸っと一日練習して過ごしました。すぐには身に着かないと思いますが、何回か繰り返していると自然に覚えるはず。これで色んな所に挑戦するメンバーが増えるといいなあ。
参加の皆さん、お疲れ様でした。