晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

大峰 上多古川本谷 沢登り 聖地に至る谷 ② 2022.07.17-18

阿古の滝

 

 <メンバー>

鈴鹿ハイキング倶楽部 7名

suzuhaisecure.sakura.ne.jp

<山域・形態>

大峰・沢登

 

<コース:2日目>

泊地(7:50)~阿古滝下(8:10~8:40)~阿古滝道~林道終点(11:00)~駐車地(11:20)

 

<1日目の記録>

ikuyayuuki.hatenablog.com

 

 2日目はほぼ下山のみなので、のんびり起き出してゆっくり出発。阿古滝谷の出合の滝は右から巻いて谷を詰めて行きます。 

 

阿古滝谷を詰める

 

 狭い門のような岩の間を抜けると目の前にスクリーンのような岩壁が現れます。そしてそのスクリーンの上からシャワーのように降り注ぐ阿古の滝。圧巻です。

 

岩を抜けると

岩のスクリーンが

阿古の滝

 

 早速、滝下まで行って遊ぶのはいつもの事。あまり高さがあると水がミストのようになるので滝つぼがありません。まるでシャワーを浴びているようです。阿古滝をバックに記念撮影。

 

滝下で遊ぶ

記念撮影1

記念撮影2

 

 写真を撮り終えたら下山。まずは滝の左側を岩壁に沿って下りて行きます。両側を高い岩壁に囲まれた異空間です。

 

岩壁に沿って下りていく

異空間

 

 岩壁が途切れたら小谷を詰め上がって稜線に出ます。ここもテープがありました。稜線に上がったら阿古滝道に合流、踏み跡と赤テープを辿ります。

 

小谷を詰めて稜線へ

 

 阿古滝道は山上ヶ岳への登拝路なのですが、今は歩く人も少ないのか踏み跡は所々不明瞭。しかし、最近つけられた様子のテープが要所要所にあったので道を外さずに歩く事が出来ました。

 

阿古滝道を辿る

たまご茸

 

 長く感じましたが阿古滝から2時間と少しで林道終点に到着。滝に打たれてクールダウンしてから林道を歩いて車まで戻りました。

 

クールダウンで〆

 上多古谷本谷は美しい自然林と荘厳な滝が楽しめるとてもいい谷でした。ただ、過剰ともいえる残置が沢登りの楽しみを減らしているような気がしてちょっと残念。次、男だけで来る事があったら山上ヶ岳まで詰めてみるのもいいかな。

 

 参加の皆さん、ありがとうございました。