シャワーを楽しむ
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部 10名
<山域・形態>
比良・沢登り
<コース>
駐車地(8:10)~ヘク谷入渓(8:25)~ヘク谷遡行~小女郎ヶ池(15:05)~坂下集落(16:45)~駐車地(17:00)
気温も上がってきたので小気味よくシャワーが楽しもうと、比良のヘク谷に行く事に。この谷は5年ぶり3回目です。
<2017年の記録>
R367を北に向かい、坂下トンネルを過ぎた所から坂下集落に入って行く道の傍らに駐車しました。土木工事の仮設事務所が近くにあります。
今回の駐車地
まずは適当な所から安曇川を渡ってヘク谷へ。水量はそれほど多く無く簡単に渡渉出来ます。ヘク谷入り口からしばらくはしょぼい感じですが、すぐに小滝が現れるので、気の早いメンバーは早速水に突っ込んでいます。
まずは渡渉
小滝が現れる
シャワー
最初は簡単
最初に出てくる8m滝は練習を兼ねてロープを出します。リードは新人のまひろ君。登りはスムーズですが、上で支点を探すのに苦労しているようです。この辺は経験をつまないと中々難しい所です。
8m滝リードのまひろ君
後続のイサオさんチームは左側から水線通しで攻めています。人数が多いので同時に登れると時間短縮にもなっていいですね。
その後も小滝がどんどん現れるのでガシガシ登ります。それほど難しくは無いですが水量多めなので迫力十分。みんな水を浴びながら楽しく登れます。
シャワーが楽しめる滝が続く
ほんと水線すきだねえ
ここも行ける?
行ける!
12m滝も前回はフリーで行ったような気がしますが、水圧高めなのでロープを出します。リードのケイ君はランニングにセットしたカムのせいでロープの動きが悪くなって苦労しています。あと、さっきのまひろ君と同じく、支点探しに苦戦している模様。
支点が乏しい時は登攀の難易度や滝の形状に応じて肩がらみを交えるのも有効です。
12m滝、ランニングの取り方には工夫が必要
リードするまひろ君
ラスボスだろう2段の滝は3チームそれぞれのルートで登ります。私は滝身の右から、イサオさんチームは左から、なべちゃんチームは右から巻いてきました。
この滝は三者三様のルートで
右から攻める
左から攻めるいさおチーム(なべチャンチームは巻き)
次の15m滝は手が出ないので右のルンゼから巻きます。その前に滝に打たれるのを忘れてはいけません。
水は徐々に少なくなり、源流の雰囲気に。最後は水の涸れた岩間滝をよじ登ると斜面はなだらかになり、小女郎ヶ池に飛び出しました。
小女郎ヶ池は静かないい雰囲気のたたずまい。遠くに蓬莱山のスキー施設が見えています。のんびり休憩して記念撮影。あとは緑豊かな登山道を歩いて坂下集落まで戻りました。
集合写真
坂下集落
ヘク谷は難しい滝こそありませんが、次々と登れる滝が現れる楽しい谷。気温が上がってきたらシャワーを楽しむのに持って来いでした。今回も10人の大パーティーながらそこそこの時間で降りて来られたのはレベルが上がって来た証拠かな。次は紀伊半島でシャワーを楽しみましょう。
参加の皆さん、ありがとうございました。