比良 中谷αルンゼ 2022.01.16
ラッセル渋滞
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部 8名
<山域・形態>
比良・雪山
<コース>
林道P(7:55)〜αルンゼ出合(8:50)〜αルンゼ~チムニーの手前昼食(11:00~11:50)~第4の滝上(13:30)~αルンゼ出合(15:15)林道P(16:15)
アイゼントレーニングの一環で今年も比良中谷のαルンゼにやってきました。今年は雪が多く、アプローチの林道からたっぷりの雪。準備をしている間に大人数の別パーティーもやって来たので急ぐことにします。
アプローチでこの雪(今年は多いな~)
小一時間で堰堤の上に出ます。ここも雪たっぷりでまるで雪国のようです。αルンゼはすぐそこなのでアイゼンを履いて準備をします。
大堰堤に到着
まるで雪国
出合に到着
最初の小滝はフリーで越え、次の滝は右側からロープを出してダイレクトに登ります。時間がかかりそうなので、半分のメンバーは右の斜面から巻きあがりました。
ここはロープがいるかな
イサオさんリードで
で、ビレイはこうやる
せい君も登攀ガンバル
滝の上にはトレースがありましたがすぐに消えてしまいました。そこからは腰から胸のラッセル。谷にはまらないようにルートを読みながら進んでいきます。
すぐにラッセル
ここは違うっぽいなあ
どこを進めばいいのやら・・
いつもロープを出す核心部の滝は雪で埋もれていてフリーで越えてしまいました。うーん、これでは練習にならないなあ・・
コツわかってきたかな
地形をうまく読んで
ただ、これだけのラッセルもそうそうやるチャンスは無いので先頭を順番に交代していきます。ラッセル初体験のおけいさんも大分慣れてきました。
おけいさんもラッセルガンバル
チムニーの滝の手前で後続Pが追いついてきました。ここまでトレースの後を歩いてきただけのようだったので、先頭を譲りがてら昼食休憩。ところが、チムニー滝をラッセルで越えるのは相当厳しいのか、1時間たってもまだ目の前にいます。
先行Pはほとんど進んでいない
仕方がないので先行Pの後ろに着きます。ここで行列に並ぶとは思いませんでした。まるでどこかのテーマパークみたい・・。
何の行列?
先行Pはチムニー滝の上で折り返すようです。我々はもう少し先に進みます。20m滝はしま君リード。
第4の滝、しま君リードで
しま君、初のリードで苦労していましたが何とかクリア。全員滝の上まで上がったところで我々も引き返します。
全員滝上まで上がれました
雪が多いので懸垂下降は2回で出合まで戻れました。うーん、雪が多すぎるのも考え物ですね。
帰りは懸垂下降を交えて
雪が多いのでクライムダウン可
懸垂はトータル2回
出合に戻ってきました
アイゼンでの登攀練習のつもりでしたが、なんだかラッセルトレーニングになってしまいました。まあ、それでもいい経験になったかな。
参加の皆さんありがとうございました