鈴鹿 御在所 後尾根アイゼントレーニング 2021.12.12
アルパインは何でもあり
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部 15名
<山域・形態>
鈴鹿・訓練など
<コース>
蒼滝トンネルP(8:00)~御在所裏道~藤内小屋(8:35)~藤内沢出合(8:55)~後尾根~中道合流(13:10)~中道登山口(14:30)~蒼滝トンネルP(14:45)
アイゼントレーニング パート2は御在所後尾根。まだ雪は積もっていないので今回もアイゼンでの岩登りトレーニングになります。
今回も参加者15名と大所帯。渋滞を極力避けるため4チームに分け、前2チームと後ろチームの出発を30分ずらします。私は後半、最後尾のDチームを担当。
スカイラインの蒼滝トンネル出口の駐車場に車を停め、裏道をゾロゾロと歩いていきます。
ぞろぞろと
裏道を行く
藤内小屋で小休止。藤内沢出合には1時間弱で到着しました。アイゼンを装着しテスト岩でアイゼンがしっかりついているか確認します。
藤内小屋
更に北谷を詰めて
藤内沢出合
テスト岩で確認
なかなか上手くいきませんね
いよいよ後尾根を登ります。まずは一壁を左から巻いて軽くウォーミングアップ。30分前に先行したA、Bチームの姿は見えません。
一壁を巻いて
登っていく
一壁の終了点を越えると傾斜の緩いスラブが現れます。右側が切れ落ちているので念の為ロープを出す箇所。ちょうど、Bチームが登っているところでした。
ここでロープを出す
ガンバルのろっち
Bチーム、Cチームが登りきるのに結構待たされます。ロープワークをスムーズに行うにはまだまだ練習が必要です。
高度感あるね~
中俣を右に見送り、核心のCSのあるルンゼに出ました。ここでもBチームのラストが登っているところ。CSの乗越で苦戦しています。
Cチームのリードは若手のケイ君。最初戸惑っていましたが、リングボルトにヌンチャクをかけ、A0で突破。アルパインは何したっていいんだよ。後続メンバーもここでは苦戦していました。
ケイ君はすんなりクリア
この後、苦戦します
コースがようやくクリアになって、我々Dチームの番。同じ若手のリードに触発されたシマ君がリードを買って出ます。その後のビレイもスムーズでしっかり練習していたことが伺えます。頼もしい。
私はといえば、五十肩に苦しみながらもA0せずに登る事が出来ました。(ほっ)
しま君もビレイ
その後は簡単な岩場を登り、少しだけ藪をこいだら中道に飛び出します。途中で昼食をとり、中道をそのまま下山します。
岩場を少し登って
下山は中道
あとで確認したら先行Aチームからは1時間以上遅れてしたようです。やっぱりロープ待ちは時間がかかります。
鎌ヶ岳
地蔵岩
登山口で全員合流して駐車場で集合写真。大人数で時間はかかりましたが、事故もなくスムーズに行動出来ていいトレーニングになりました。
駐車場で集合写真
これで、お互いの技量は凡そつかめたはず。ロープワークを含め行動の迅速さが重要な事も理解できたと思います。次は雪のあるところで実践編と行きたいね。
参加の皆さん、お疲れ様でした。