奥美濃 粕川西谷(竹屋谷) 沢登り 2021.11.06
癒しの紅葉沢登り
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部 3名
<山域・形態>
<コース>
駐車地(8:20)~竹屋谷・入渓(8:40)~竹屋谷遡行~乗越(12:20)~北谷下降~双門の滝(13:50)~遊歩道~駐車地(14:50)
先週の中ツ又谷の紅葉が見事だったので、連荘で奥美濃へプチ遠征。行先はそこそこ滝があって楽しめる粕川西谷(竹屋谷)。6年ぶり3回目。
2015年の記録
旧春日村から山の方へどんどん進むと「大平八滝」や「竹屋谷渓谷」と書かれた手書きの案内板がチラホラ現れます。どうやら粕川西谷周辺を観光スポットにしようと頑張っている方がいるようですね。なんとグーグルマップにもマーキングされていました。
駐車地に車を停め、林道を奥(上の方)へ歩いていくとドン付きに「竹屋谷渓谷」の味のある案内板が。前回はもう少し下流から入った記憶がありますが、道も整備されているようだし、ここから入渓します
林道終点から竹屋谷へ
観光地化されている?
滝見道と思しき踏み跡を辿り、入渓。きれいなナメ滝が出迎えてくれます。水量は少な目、日差しがあるので暖かく感じます。紅葉がとてもいい感じ。
最初はナメ
すぐに5~6mほどの小滝が現れますが、もう晩秋なので濡れないように登っていきます。白い花崗岩の明るい谷に紅葉が映えて美しい。前来た時は雨の8月でもっと鬱蒼とした感じだったので、これはこれで新鮮です。
小滝が出てくる
紅葉がいい感じ
アスレチックに登っていく
白く明るい谷
堰堤のような滝
観音滝の看板のある滝は水流左側を登りますが、ぬめりが酷いのでロープを出しました。登りでロープを使ったのはここだけ。
観音滝
滑りがひどいのでロープを出す
50m樋状滝をステミングを交えて登っていくと谷はだんだん細くなっていきます。さらに小滝をいくつか超えると大岩の下に伏流してしまいました。気もちのいい源頭部でのんびりと昼食休憩。
50m樋状を水線突破
谷は小さくなってきたけど
まだ滝が出てくる
水が涸れると
気持ちの良い源頭
ヤブコギが面倒そうだったので、ブンゲンには寄らず支尾根を乗越して北谷を下降します。秋で藪がおとなしくなっているのはいいのですが、滑りがひどく気を使いながら下降します。
北谷を下降
双門滝も懸垂をせずに左側を巻き下りました。滝の下でしばし鑑賞。紅葉と滝が相まって見事な日本庭園を見ているようです。
双門滝は左岸を巻き下りる
双門滝で記念撮影
双門滝から下はちょっとした小滝が出て来て、残置ロープや梯子など滝見道として整備した跡が見受けられます。これが大平八滝かなあ。にしてはちょっとしょぼい感じがします。
大平八滝?(微妙・・)
一応整備されている?
獣除け太鼓と書かれたドラム缶がある当たりから踏み跡も明瞭になってくるので、基本道に沿って下山します。やはりこの辺りが大平八滝のようです。
なんだこれ?
これも八滝の一つ? 微妙・・
一ノ滝
八滝の案内板が出てくると林道は目の前。駐車地まで少し歩いて今日の沢は終了です。誰とも会いませんでした。
遊歩道に出た
太平八滝?
3回目の竹屋谷は小春日和の下、のんびりとした癒し渓でした。沢シーズンも最終盤。沢納めはどこにしようか?
参加の皆さん、ありがとうございました。
今回の地図