晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

谷川 平標山から日白山、タカマタギ山 雪山テント泊 ② 2021.02.06-07

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輝く雪庇の尾根
 

 <メンバー>

鈴鹿ハイキング倶楽部 4名 

suzuhaisecure.sakura.ne.jp

<山域・形態>

信越・積雪期登山

 

<コース:2日目>

泊地(6:45)~日白山(6:55)~タカマタギ山(8:10)~毛渡沢橋(11:20)~土樽駅(11:45)

 

 深夜、天気予報を確認すると雨の降り始めは午後になっていました。最悪、東谷山からエスケープを考えていましたが、これなら予定通り土樽まで抜けられそうです。

 

 出発は少し寝坊して7時前、ぼんやりと明るくなって来たところを歩き始めます。日白山にはすぐに到着。足元には雲が広がり幻想的な雰囲気。

 

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さあ、出発

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幻想的

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日白山はすぐでした

 

 タカマタギまでの稜線はたおやかな雪庇の尾根。今日は風が少し強く、雪煙が雪庇の先から流れています。そこに太陽が当たるとなんだか雪庇が光っているようでとても美しく不思議な光景、長い間山を歩いていますがこんな景色は初めてです。

 

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雪煙が上がる

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雪庇が光ってる

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美しい

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こんな景色初めて

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朝陽の中を進む

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どれだけ大きい雪庇なのか

 

 景色に見とれながらタカマタギには1時間と少しで到着。棒立山からは南東に延びる尾根を急降下。気温が高いせいで雪が柔らかく、登りだと苦労するだろうなと思いながらずんずんと樹林帯を下ります。踏み抜きにへきえきしながらやっと林道まで降りてきたらまだ膝のラッセルでがっくり。平標山への登山道に出るとやっとまともに歩けるようになりました。

 

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あれが棒立山かな

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歩いてきた尾根を振り返る

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急下降

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樹林帯を降りる

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林道もラッセル・・・

 あとは道路を歩いて土樽駅まで。土樽駅から越後湯沢駅までJRで移動。越後湯沢駅で昼食の後、バスで登山口まで戻ります。

 

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新幹線の下を潜って

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道路を歩いて

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土樽駅

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電車に乗って

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越後湯沢駅(楽しそう)

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美味しいお昼を頂きました

 バスを待っているといつの間にか空は鼠色で雪が降り始めていました。あと数時間下山が遅かったらやばかったかもと思いつつ、少ない晴れ間をピンポイントで歩く事が出来、いい山行だったなあと自画自賛

 

 参加の皆さんありがとうございました。