谷川 平標山から日白山、タカマタギ山 雪山テント泊 ① 2021.02.06-07
雪庇の尾根を行く
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部 4名
<山域・形態>
上信越・積雪期登山
<コース:1日目>
平標山登山口(8:30)~ヤカイ沢~平標山(12:40~13:10)~P1584(15:50)~日白山手前・泊(16:40)
アルプス方面へのテント泊を計画していましたが、なんだか天気が怪しい。いろいろ転進先を考えた結果、少なくとも日曜日の午前中は晴れそうな谷川方面の平標山から日白山へ行く事に。
深夜に愛知を出発し、延々と車を走らせて元橋の平標山の登山口に着いたのは8時頃。駐車場は除雪されておらず路上駐車の車があふれていましたが、何とかスペースを見つけて出発します。
まずは道路を歩いて
平標山は日帰りで行ける手ごろな雪山として人気があるようで、登山者がたくさん。広々とした疎林の中を歩き、途中からヤカイ沢方面の分岐を左へ向かいます。
広々とした疎林
高度が徐々に上がってくると左手には平標山の稜線が青空の下、バーンと広がり、斜面にはスキーヤーのシュプールも見えます。転進してきて良かったなあ。
青空に稜線がくっきり
標高1400m辺りから右の斜面に取り付き、稜線を目指します。稜線からは苗場山など上越の山が一望。標高2000m足らずなのに森林限界を超え、白の世界へ。風もほとんどなく、日差しもあるので汗をかきかき登ります。
尾根を目指す
汗をかきかき標高を上げる
稜線に出た
更に上を目指す
白と青の世界へ
上越の山々が一望
広ーい尾根を登ると平標山へ到着。北には仙ノ倉岳とそこから延びる谷川岳主脈の山々。ここもいつか歩きたいなあ。山頂はたくさんの登山者とスキーヤーが休憩しています。
暑い~
広い尾根を登る
いい天気
平標山へ到着
寝不足&テント泊装備で体が重く4時間程かかってしまいましたが何とか許容範囲。第一の目的地である日白山を目指します。一旦、松手山の方向へ少し下り北に延びる尾根に乗り換えます。最初はハイマツごと雪を踏み抜き、先が思いやられます。
日白山への稜線
さあ、出発
谷川主脈も真っ白
松手山からの尾根からそれるとスキーのトレースが僅かにあるのみ。ワカンでずんずん歩いていきます。日白山は平標山からすぐ近くに見え、楽々の稜線散歩かと思っていましたが、雪庇を乗り越えたり、かわしたりが中々厄介です。気温も高く、ワカンに雪が付着して高下駄のようになってしまい、思うようにペースが上がりません。
踏み抜き・・・
雪庇の尾根
乗り越すのが大変
雪がダンゴになる
結局、日白山手前で時間切れ。丁度いい平坦地を整地してテントを張ります。稜線上でしたが幸い風も弱く助かりました。
日白山の手前で時間切れ
夕食はペミカンシチューにもっちゃんお手製のおつまみ。長距離運転となれない雪庇の処理にバテてしまいましたがご飯を食べると元気になりました。
稜線上にテントを張る
おつまみに
ペミカンシチュー