何とか間に合いました
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部 6名
<山域・形態>
大峰・雪山
<コース>
大台ヶ原ドライブウエイ入り口 9:00~ブライダルベール 10:30~シェークスピア氷瀑 12:00~12:30~(往路を戻る)~大台ヶ原ドライブウエイ入り口 14:30
いさおさん企画のシェークスピア氷柱群。今年の冬は寒さが厳しいので期待できるだろうと参加する事にしましたが、1月下旬から妙に暖かい日が続きます。果たしてどうなる事やら・・。
3年前はこんな感じ
大台ヶ原ドライブウェイの入り口にはたくさんの車が。みんなシェークスピア氷柱群が目当てのようです。我々も何とか車を停め、林道を歩き始めます。辺りに雪は殆どありません。
雪は薄っすら
本来のコースは右岸の杣見道を歩くのですが、見落としたようで薄っすらと雪が積もる谷の中を沢登りよろしく歩いて行きます。雪解けで水量多め。ドボンはいやだな。
谷の中を進む
谷通しが怪しくなってきたので作業道に上がります。更に進むと左側に氷柱のたれさがった斜面が見えます。(通称、アイスガーデンと呼ばれている所)足元には砕けた氷柱が転がっていました。昨日の雨で崩落したんでしょう。
アイスガーデン
でもこれで氷瀑は見られそうなのでほっとします。谷中を更に進み、左岸に渡渉そして標高1000m辺りの二俣を左に進むと・・
左岸に渡渉
再び右岸へ
ブライダルベースと呼ばれる氷瀑です。その名の通り、きれいな白いベールのような氷瀑ですが、水が滴り落ちており、賞味期限ぎりぎりでした。
ブライダルベールの到着
水が滴り落ちている
ブライダルベールから先は傾斜が強くなり厳しくなってくるのでアイゼンを装着します。残置ロープを掴んで沢登りのように小滝を越えて行きます。雪が少ないので返って難しくなっているでしょうか。
残置ロープを掴んで
1段上がるのが難しい
急斜面からルンゼを登っているとシェークスピアから引き返してきたパーティーとすれ違います。一様にみんながっかりしたような顔。ダブルアックスにロープをもったパーティーもいたので、アイスクライミングをしよう思っていたのでしょう。
急斜面を登って
ルンゼからトラバースして尾根を回り込むとシェークスピア氷柱群に到着です。規模はかなり小さいながらも何とか見られました。
ルンゼからトラバースし
岩を回り込むと
シェークスピア氷柱群
私は2回目なので、小さくても残っていて良かったって感じでしたが、初めて見る人は感動していたようです。標高1500mそこそこの紀伊半島でこれだけの氷瀑がみられるのやはりすごい事です。
残っていて良かった
だいぶ解けているなあ
集合写真
後は慎重にもと来た道を戻って大台ヶ原ドライブウウェイの入り口まで。あれほどたくさん有った車は殆ど残って残っていませんでした。
何とか賞味期限ぎりぎりにみる事が出来たシェークスピア氷柱群。今年の冬は寒いという触れ込みだったので期待していましたが、やはり暖冬のようです。グランドイリュージョンはまた来年以降かな
同行してくれた皆さん、ありがとうございました。