頂上を目指す
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部 4名
<山域・形態>
北アルプス・積雪期登山
<コース>
Ca1970・泊地(6:10)~核心部岩場(9:10)~霞沢岳(10:15~10:30)~核心部岩場(11:00~11:50)~Ca1970(13:00~14:00)~上高地林道(15:20)~釜トンネル入り口(15:50)~坂巻温泉(16:20)
翌朝は6時過ぎに出発。少し先に他のパーティーのテントがありました。4パーティー中、3パーティーは既に出発しているようです。
他ぱパーティーのテント
ルートは傾斜を増してきますが、樹林帯の中でトレースもあるのでそれほど厳しい箇所はありません。ガスの中、霧氷に覆われた森の中を進んでいきます。
まだガスだけど
樹氷の森を進む
やがて、天気予報どおり青空が広がって一気にテンションアップ。先行していた3人パーティーを追い抜いて進むとナイフリッジ、そして核心部の岩場が現れます。丁度別の3人パーティーが取りついている所でした。
青空?
晴れて来るか~
奥穂高が見えた
ナイフリッジ
岩場に取り付く先行P
ここは念の為、ロープを出して進みます。いさおさんにリードをお願いし、すぎちゃん、おりえちゃんはアセンダーで登ります。まだまだ雪も少なく、残置ロープもあるので、それほど難しくはありません。
念の為ロープを出す
後ろが追いついてきた
上から見るとなかなかの高度感
岩場を登り終えたら山頂までのビクトリーロード。いつの間にか空は真っ青に晴れ上がり、雲一つありません。穂高連峰、焼岳を眺めながら最高の気分で登って行きます。ただ、ハイマツ帯はまだ雪が締まっていないので足を取られないように気を付けました。
難所は越えた
焼岳がすぐ近くに
風はそこそこ
頂上は目の前
出発から4時間程で山頂に到着。冬の北アルプスの絶景を思う存楽しみます。いやー、まさかこんなに晴れるとは!!!
あと少し
頂上~
穂高もクッキリ
集合写真
じっとしていると寒くなってくるので名残惜しいですが下山にかかります。岩場は懸垂下降するパーティーと登ってくるパーティーが交錯していて渋滞気味だったので、その少し手前で小休止。
さあ、下山
ちょっと小休止
岩場の懸垂下降は慣れないすぎちゃんが少し手間取りましたが、あとはスムーズに標高を下げます。岩場からテン場までは1時間程で下れました。
懸垂下降
後ろのパーティーも笑顔だ
ナイフリッジ
下りはサクっと
テントを撤収したら上高地林道から釜トンネルを経て坂巻温泉まで歩きます。帰りの舗装路歩きがとても疲れました。
再び釜トンネルを歩く
坂巻温泉は時間切れで入れなかったので沢渡温泉で冷えた体を温めます。2020年もたくさん、山や沢へ行きましたが、最後にいい締めが出来ました。
同行してくれた多くの皆さん、ありがとうございました。