北アルプス 爺ヶ岳中峰 プレ雪山テント泊① 2020.11.21-22
雪煙をまとった爺ヶ岳
＜メンバー＞
鈴鹿ハイキング倶楽部 7名
＜山域・形態＞
北アルプス・積雪期登山
＜コース＞
大谷原登山口(9:20)～堰堤(10:30)～赤岩尾根～高千穂平(13:30) 泊
雪山シーズンに向けたトレーニングの第1弾は晩秋の後立山。まずは雪山テント泊装備の重さに慣れる事、アイゼン歩行の感触を思い出す事を目的に鹿島槍ヶ岳を目指します。天気予報では強い風が吹く予想だったので赤岩尾根からアプローチする事に。
朝8時前には大谷原の登山口に到着しましたが、雨が降っていた為、車で少し停滞。雨があがった9時過ぎにようやく出発出来ました。
雨があがったので出発
林道を1時間程歩くと大きな堰堤が現れました。堰堤の手前に作られたトンネルを潜り対岸に渡った所から赤岩尾根に取り付きます。稜線上を流れるガスはとても早く、風が強い事が伺えます。
堰堤の向こうに稜線が
堰堤の下を潜って対岸へ
赤岩尾根に取り付き
赤岩尾根の下部は急登。久しぶりの冬靴と雪山フル装備の重さが体に堪えます。でも青空が広がってきたのでテンションも上がってきました。
青空が広がる
急登～
やがて、対岸の冷尾根に雪が見え始めました。遠くの爺ヶ岳は雪煙を纏っています。うーん、風はむちゃくちゃ強そう・・。
対岸の山肌には雪が
爺ヶ岳、雪煙が上がっている
日陰の登山道にも雪が出てきました。まだ2000Ｍに満たないのに流石後立山です。昼食を摂ったあと少し登ると高千穂平に到着しました。
登山道にも薄っすら雪が現れる
鹿島槍が見える
高千穂平に到着
ここで天気予報を確認すると夕方（18時頃）までは風速20m/s以上の風が吹く予報。稜線に出てテントが張れないとエライ事になるので、風が収まるのを待つ事にしました。
風が収まるのを待つも
が、じっとしていると体がどんどん冷えて来てとても耐えられそうにありません。イチかバチかで稜線に上がり、また下って来るのも嫌だったので今日はここにテントを張る事にします。笹の上の平坦なところを見つけて何とかテントを二つ張る事が出来ました。
寒いので泊まる事に
テントが張れたら中に入ってのんびりと過ごします。今回、夕食は各個人としたので乾燥食品をお湯で戻して質素に済ませましたが、隣の女子テントからは何やら美味しそうな雰囲気が漂ってきます。いいなあ・・。
女子テントの食事は豪華
結局、今日は少ししか歩いていませんが、ほとんど寝ずに車を運転してきたので早めに寝る事にします。明日は風が収まってくれるといいんだけど・・。
つづく
