大峰 奥駈道 玉置神社~熊野本宮 2020.11.03
感動のゴール
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部 4名
<山域・形態>
大峰・ハイキング
<コース>
玉置山駐車場(7:10)~玉置山~玉置神社(7:35)~玉置辻~大森山(9:25)~五大尊岳(10:35)~大黒天神岳(12:15)~吹越山(13:25)~七越峰(14:40)~大斎原(15:50)~熊野本宮大社(16:20)
2018年の秋、大普賢から歩き始めた大峰奥駈道。今回でゴールの本宮神社を目指します。熊野本宮神社の前にある熊野古道センターに車をデポし、玉置神社へ向かいます。
<2018年の記録>
<2019年の記録>
クネクネの車道をひたすら走り、標高1000mを超える所でようやく玉置神社に到着です。こんな山の上に良く神社を建てたもんだ。前回のゴール地点、玉置神社の駐車場からスタート。
玉置神社の駐車場からスタート
参道へは行かず、まずは登山道を辿って玉置山に登ります。そこから参道を下り境内へ。玉置神社は神聖な雰囲気の漂うパワースポットって感じ、お参りを済ませ、玉置辻に入ります。
登山道を歩き
程なく玉置山
参道を下りて
玉置神社の境内に
旅の無事を願って
玉置神社本殿
しばらくは玉置神社の神域なのか、巨杉の森が続きます。まだまだ標高が高いので紀伊山地の山並みが木々の間から見渡せます。
巨杉の森
日の光がまぶしい
紀伊山地の山並み
林道沿いの道から尾根に乗り、ぐっと登って稜線を辿ると本日の最高点、大森山に到着。ここからはアップダウンを繰り返しながら稜線を南下していきます。
大森山
落ち葉の絨毯
五大尊岳は第七番靡、大黒岳は第五番靡、数字がどんどん小さくなっていく事で熊野本宮が近づいている事が感じられます。
五大尊岳
急登もある
大黒岳
大黒岳を過ぎ、山在峠に向かうと右手に熊野川がゆったりと蛇行しているのが見えて来ます。この前行った八木尾も見えています。ゴールは近いぞ。
八木尾谷の入り口
蛇行する熊野川
吹越山まで来ると標高もずいぶんと低くなり、車の音も聞こえます。大斎原の鳥居が見えた時にはもうすぐだと思いましたが、七越山までの登り返しとそこからの下りが堪えました。
吹越山
大斎原の鳥居が見えた
七越山
やっと下りて来ました
最後は古式にならって熊野川で身を清める為に裸足で渡渉、いつも川に入っているけど裸足では辛かったです。
最後は熊野川で身を清め
大斎原の大鳥居を越えたら大峰奥駈道は実質終わり。これまでの思い出に浸りながら今の本宮大社まで歩きます。
大斎原(旧熊野本宮)
観光客の少ない熊野本宮は少し寂しい雰囲気でしたが、山旅の最後を飾るのにふさわしい神聖な雰囲気。最後の石段を上るのは足に来ましたが、お参りを済ませたら本当に終わりです。
最後の石段が堪える・・
3年にわたり7日間かけて歩いた大峰奥駈道縦走。沢登りや岩登りのようなドキドキ、アルプスのような大展望はありませんが、地元の方々の善意によって維持されている古道の歴史を感じながら歩くのは中々味わい深いものがありました。
気の置けない仲間とのんびりした山旅。また別の形でやってみたいと思います。(それと吉野から大普賢も歩かないといけません)
ずっと一緒に歩いてくれた、たばっち、なおちゃん、参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
終わり