晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

奥美濃 左門岳から沢ノ又、大平周回 沢登り② 2020.10.31-11.01

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沢泊の朝

 <メンバー>

鈴鹿ハイキング倶楽部 7名

suzuhaisecure.sakura.ne.jp

 

<山域・形態>

奥美濃沢登

 

<コース:2日目>

泊地(7:25)~大平出合(8:10)~大平遡行~稜線(12:50)~左門岳登山口(14:40)~上大須ダム(15:30)

 

 朝は明るくなってから起き出し、焚火を囲んでまったり朝食。今日は急ぐ行程でもないのでのんびりとした朝を過ごします。

 

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朝も焚火を囲んでのんびり

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沢泊の朝

 

 撤収が完了したら集合写真を撮り、森の主に挨拶をして出発。少しだけ沢を下ると大平との出合に。下流を見て今度は夏に銚子洞に行って見ようという話になります。次来るならホタルの時期がいいかなあ。

 

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集合写真

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森の主に挨拶

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大平に入って行く

 

 大平に入ってしばらくはちょっとした大岩や滝が出て来るので沢登りの雰囲気が楽しめます。巨木が横たわった滝は右からヘツリ、倒木の下を潜って水線を直上。この時期にシャワークライムをやるとは思いませんでした。念の為にロープを出します。

 

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今日も紅葉がきれい

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巨木が横渡る滝が

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念の為にロープを出して登る

 

 その次の滝を右から巻き上がると谷は癒しの雰囲気になります。紅葉を愛でながら小川の様になった沢を歩いて行くと、水の中をイ〇ナが走ります。水中に手をやると掴める程うようよ。今は禁漁期なのでスルーしますが、夏だったら食べてたかなあ。

 

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これは巻き

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紅葉が輝く

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何かいるぞ

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イ〇ナがウヨウヨ

 

 水線と稜線がほんの十数メートルほどの高さで並行している珍しい地形の場所を過ぎると流れは気持ちのいい平地を大きく蛇行していきます(大平の由来?)。辺りをキョロキョロしながら歩くのですがノコは残念ながら見つかりませんでした。そろそろ左門岳かな、という所で左の支流に入り、登山道を目指します。

 

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大平の由来のような地形

 

 最後は少しだけ沢藪を漕ぐと登山道に飛び出しました。左門岳には寄らず、そのまま登山道を下ります。心なしか昨日より紅葉が進んでいるような気がしました。

 

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少し藪を漕いで

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稜線に飛び出す

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来た道を戻る

 

 再び谷に降り、古い道型を拾って登山口まで歩きます。そしてその後も長~い林道を歩いて上大須ダムまで。谷はまったりだったけどアプローチと下山が疲れました。

 

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慎重にね

 

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後はダム沿いの道をポクポクと

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大須ダムが見えた

 

 それでも何とか日が暮れるまでには車に戻る事が出来ました。お土産に出来る程のキノコは採れませんでしたが、素晴らしい紅葉に包まれ二日間まったりと過ごす事の出来た良い週末、なんだか充電出来たような気がします。

 

 次は魚釣りが出来るようになって訪れたいなあ。参加の皆さんありがとうございました。