白滝を登る
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部 4名
<山域・形態>
奥越・沢登り
<コース>
下小池P(8:20)~白滝下(8:45)~よろぐろ谷出合(9:30)~よろぐろ谷遡行~稜線(12:55)~杉峠(13:25)~桧谷(14:25)~桧谷下降~よろぐろ谷出合(15:50)~下小池P(16:20)
せっかくの連休もまたもや悪天予報でアルプス遠征は中止(週末になると天気が悪いなあ)という事で今回も沢登りに転進します。行先は打波川のよろぐろ谷。ここは4年ぶり3度目です。
下小池の駐車場には紅葉の時期にはまだ早いのか車は1台もありません。沢装束を身に着けて白滝の道標から山道に入ります。
白滝への案内標識
尾根を一つ乗越し、20分程歩くと沢に降り立ちます。上流すぐに堰堤のようなスラブ滝、白滝が現れます。
入渓
白滝
マサさんが登ってみるというので水の流れていない右側からトライします。上部は滑っていてホールドも無いので左の水流沿いに活路を見出します。
何故か下を潜ってみる
白滝挑戦中
白滝の上はきれいなナメ。そしてすぐに左俣のよろぐろ谷に入ります。よろぐろ谷に入ってもしばらくナメが続きますが、小滝も現れるので楽しく登っていきます。
きれいなナメ
小滝を登って遊ぶ
ここはヘツリの練習
途中現れた5mのスラブ滝、たばっちが右岸泥付きをゴルジュハンマーで突破。まささん、れん君がここもトライしたいというので上からロープを下ろして確保。クライマーの2人はサクッと登ってきます。
5mスラブ滝
たばっちがゴルジュハンマーで突破
壁を登るまささん
それに続くれん君
5m滝の上は崩壊して土砂が溜まっていました。ここにも豪雨の影響が及んでいました。その上もナメと小滝が交互に現れるので楽しく登って行きます。
5m滝の上は崩壊していた
その後もナメと
滝が交互に現れる
思い思いに登る
たばっちガンバル
傾斜が急になってきて水線を辿るのが厳しくなってきたら右の尾根に逃げます。薄いやぶを漕いだらすぐに登山道でした。
だんだん厳しくなってきた
藪はそんなに濃くない
登山道はガスに包まれて幽玄の世界。今日は晴れるはずなんだけどおかしいなあ・・。30分程歩くと杉峠に到着。ここで初めて人に会いました。お互いにこんな所で人に会うなんてびっくり。そして顔見知りだったので2度びっくり!
登山道は幽玄の世界
杉峠で記念撮影
杉峠からは薄い踏み跡を辿って桧谷に下降します。ピンクテープもあって慎重に歩けば問題ない杣道。途中、杉の古木がありました。
杉の巨木
桧谷に降り立つ
桧谷は最初、平凡な渓相でゴーロを淡々と下って行きます。途中懸垂を1回(残置ハーケンを支点)
懸垂下降
それでも出合の手前はきれいなナメが延々と続き、フィナーレを楽しませてくれます。あという間に白滝の上に降りてきました。
きれいなナメが延々と続く
白滝は右岸から杣道を使って巻いて下小池への登山道を戻ります。ちょっと遊び過ぎましたが何とか暗くなる前に帰って来れました
帰りは巻き道
よろぐろ谷は3度目でしたが、楽しい登りときれいなナメ、美しい森の3拍子揃った秀渓で楽しい沢登りになりました。参加の皆さんありがとうございました。