晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

大峰 奥駈道 大普賢~釈迦ヶ岳 ② 2018.11.24

※ブログ引っ越しの際に抜けていた記録を順次アップしておこうと思います。

 少し古い記録になりますが、ご容赦ください。

 

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霧氷のトンネル
 

 <メンバー>

鈴鹿ハイキング倶楽部 3名

suzuhaisecure.sakura.ne.jp

<山域・形態>

大峰・ハイキング

 

<コース>

行者還小屋(7:40)~一ノ垰(8:45)~清宝ノ宿跡(10:05)~弥山小屋(11:10~11:40)~弥山(11:50)~八経ヶ岳(12:40)~船の峠(14:30)~楊子ヶ宿小屋(15:10)

 

 昨日遅れて小屋に来たパーティーの出発準備の声で目が覚めます。まだ早いのにうるさいなあ・・・。昨日の鍋の残りにうどんをぶち込んで朝食にします。今日もがんばるぞ~。

 

 同宿者がすべて出発してしまってからスタートです。小屋の外に出てみると一面の霧氷の世界、そして青空が。昨日ビュービュー吹いていた風は思わぬプレゼントをくれました。霧氷のトンネルの中を歩きますが、景色に見惚れ写真を撮りながら歩くので先に進めません。

 

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青空と樹氷

 

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樹氷のトンネル

 

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きれいだねえ

 

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草にも樹氷

 

 最初は静かな霧氷回廊でしたが一ノ垰を過ぎ、行者還トンネルからの登山道と合流すると一気に人が増えます。さすが天気の良い休日の百名山

 

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昨日歩いた大普賢

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弥山岳

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聖宝ノ宿

 

 きれいに整備された登山道を登ると弥山小屋に到着。ここで昼食にしますが、なんと小屋の営業が終了していました。ここで水を補給しようと思っていたのにどうしよう。

 

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整備された道

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大普賢を振り返る

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弥山岳

 

 昼食の後は八経ヶ岳から南を目指します。多くの登山者は弥山で引き返すので一気に静かになりました。

 

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前鬼へ

 

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八経ヶ岳も霧氷を纏っている

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静かになりました

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八経ヶ岳

 

 弥山から楊子ヶ森までの道は今までよりも穏やかで(悪く言えば変化が無く)歩いていて眠くなる程。傾いてくる日を受けながら楊子ヶ宿の小屋に到着しました。

 

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更に山深く

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こんな所もありますが

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基本は穏やか

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楊子ヶ宿

 

 さてここからが大変。小屋から少し離れた所にある水場は渇水期のせいかまるっきり枯れています。まるで沢登りの下降のように崖にへばりついて水を汲みますが、身の危険を感じたので適当な所で戻ります。うーん、稜線の縦走は水の確保が難しいなあ。

 

 楊子ヶ宿小屋は行者還の小屋を小さくしたログハウスのきれいな小屋。快適な部屋で夕食はなおちゃんが準備してくれたパスタと少しのお酒で楽しい宴。夜もゆっくり寝る事が出来ました。